頼り、頼られ、支えあう。3【すとぷり】【風邪】【体調不良】

ころん【喘息】 ページ23

ころんside

ｶﾞﾁｬ


ﾋﾞｭｰ

こ「ｯ、ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯ、ﾋｭｰ、ｺﾞﾎｯ…」


とある場所へ行こうとドアを開け、いきなり冷たい風を吸ってしまった。


すぐさま部屋に逆戻り。


こ「っはぁっ……最悪…もうそんな季節か………」


僕は昔から喘息持ちで、季節の変わり目とかは特に発作が起きやすい。


しまっていた吸入器を取りに行き、呼吸を整える。



こ「るぅとくん家まで行けるかな……」


そう。僕が向かっていたのはるぅとくん家。
久しぶりに子供組だけで集まろうって話になったのだ。


まぁ、今吸入したから大丈夫だと思うんだけど………



メンバーには前に発作を起こしたときにばれたから知っている。
(あのときはめっちゃ叱られたんだっけ…笑)



よし、行こう。


ｶﾞﾁｬ


ﾋﾞｭｰ

こ「…ｹﾎ、………ｺﾞﾎｯ」


咳は出るけど、なんとかるぅとくん家到着


鍵開けとくから来たら入ってと言われていたのでそのまま家のドアを開け入る。



ｶﾞﾁｬ


こ「きたぞ〜…ｹﾎｯ」



る「あ、いらっしゃいませ〜…風邪ですか…？」



多分咳は隠せないと思い、

こ「ううん、喘息。季節の変わり目だから。…あ、うつるやつじゃないから。」


と、素直に伝える。



る「あっ！そう言えばそうでしたね…あっ、上がってください！……そろそろりいぬも来ると思うんですけど……」


そんなことを話していたら…


ｶﾞﾁｬ

り「おじゃましま〜す！あ〜寒いっ…あ、ころちゃん！」

こ「ﾋｭｯ、ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯ!…んん、りいぬ閉めて…」


り「えっ！あ、ごめ、」


ｶﾞﾁｬﾝ


り「そーだ、ころちゃん喘息持ちだった、ごめんね…？」

こ「も、だいじょぶ。寒いから入ろ〜」





……やばい、今日いつもより咳がひどいかも……

発作おきなきゃいいんだけど………

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