ろく ページ9
北斗side
急に“北斗くん”なんて呼ぶからびっくりしたし、少し恥ずかしくて思わず顔を机に伏せた。
君は気づかず「どうしたの？」「大丈夫？」って俺の周りをちょこまか動きながら言ってるし(笑)
樹たちはニヤニヤしてるし。もーほんとやだ。
「北斗くーん、どしたのー？」
なんて、君の間延びした声が聞こえたから俺は少しだけ顔を上げて、君にしか聞こえない声で
「Aのばか。」
そう呟いた。
,
Aside
北斗くんが顔を赤くしたまま机に伏せちゃったから、ずっと声をかけてたら少しだけ顔を上げて“Aのばか”なんて言うから今度は私が顔を真っ赤にして、机に伏せた。
それに私は北斗くんの机のそばに立っていて、北斗くんは座っているから必然的に私を見上げる北斗くんは上目遣いになるわけで、、、
樹たちは近くにはいるけど北斗くんの声はかなり小さかったから一番近くにいた私にしか聞こえなかった。
だから、状況を掴めていない樹は
樹「え？！なに？今度はA？？」
ってずっと言ってる。
樹「ねーえー、Aどーしたのー。」
「…………」
樹「ねーえー。」
京「北斗になんか言われたんじゃね？」
「ﾋﾞｸｯ」
高「あ、今反応した。」
樹「え？！ねー、そーなの？何か言われたのー？Aー？」
「樹うるさい。」
樹「A冷たい、、北斗なに言ったのー？」
北「んー？別にー。ね、Aちゃん。」
「んー。」
樹「なにその曖昧な返事。」
北斗くんからの急な問いかけに、なんて答えたら良いのか分からず曖昧に返事をして少しだけ顔を上げて北斗くんの方を見ると、いたずらな笑みを浮かべて口元に人差し指を当てていた。
その仕草や表情がクールな見た目からは想像が出来ないくらいに無邪気で、そんな北斗くんの姿に胸が高鳴って頬が赤く染まっていくのが自分でも分かった。
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sasa - まどかさん» ありがとうございます！これから、バンバン更新していく(予定)ので楽しみにしておいてください！ (2020年2月29日 0時) (
レス) id: 3f31b45e61 (このIDを非表示/違反報告)
まどか(プロフ) - 更新楽しみにしています！頑張って下さい (2020年2月28日 23時) (レス) id: c558c0fdfb (このIDを非表示/違反報告)
sasa - ゆーみんさん» ですよね！共感してくれる方がいてくださって嬉しいです！ (2019年10月22日 6時) (レス) id: 3f31b45e61 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみん - ふっかのリアコになる理由分かります！ (2019年10月22日 0時) (レス) id: 3d549d85d6 (このIDを非表示/違反報告)
sasa - 神ななさん» コメントありがとうございます！目黒くんの黒髪もめっちゃ分かります！まだ目黒くんの登場の仕方決まっていなかったので、登場まで時間はかかってしまうと思いますがちゃんと登場させるので気長にお待ちいただけたらと思います。 (2019年9月16日 9時) (レス) id: 3f31b45e61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sasa | 作成日時：2019年8月12日 15時
