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Aは赤井に送ってもらい
自宅でまたあの手紙を見ていた


(この香り…何処で嗅いだことがあるんだろ)


甘い独特の香りの正体が
気になって仕方がない



(夜には零さん来るし…
今のうちにご飯作ろうかな)



Aは手紙のことを頭の隅へと寄せた



冷蔵庫を確認してメニューを決めると
早速支度にとりかかった









夜になると降谷が着替えてやって来た


『零さん、お疲れ様でした』


Aが玄関へと顔を出せば
降谷が嬉しそうに笑う


「Aさんも勉強お疲れ様」



テーブルの上には既に
晩御飯の準備が出来ていた



「今日は鯖の味噌煮なんだね…」


降谷が目を丸くする



『味噌煮の気分じゃなかったの?』


「いや、今日風見が
Aさんの鯖の味噌煮を
食べたいと言っていたんだ…」



柔らかい雰囲気の降谷に
Aは安心した




『じゃあ、残った分を
風見さんにあげましょう

タッパーに詰めるから
零さんお願い出来るかな…?』


「お安い御用さ」



降谷は快く引き受けてたのだった









夕食も終わり、2人はハーブティーを飲みながら
例の手紙について話していた



「確かに、不思議な手紙だな…」


(ベルモットの香水の匂いだ…)



降谷からすれば
送り主を知っている以上
あまり心配はしていなかった


ましてや
ベルモットはAを巻き込むことを
望んではいない



『ジンさんのことも知っているみたいで
気になっているけど…』



Aは真剣な表情だ




「心配は要らないが
また何かあれば連絡してくれ

それから、来月の首脳会議の日の
スケジュールを教えてくれないか?」



『ちょっと待って…

その日は水曜日だよね…
午後から一コマだけ講義に出るだけで
他は何もないよ』



Aはスケジュール帳を見ながら言った



「わかった…

その日はそれが終わったら
家で待機していてくれ」



『この日何かあるの…?』



Aの質問に降谷は答えはせず



「何れわかるさ…」


そう言って頭を撫でる



(まぁ…、いっか…)



Aは頭を撫でている降谷の腕に
自分の腕を回した



『待機していたら零さん来てくれるの?』


降谷はAをそのまま自分に引き寄せ



「あぁ、必ず来るから…」



そう約束したのだった




*******************

すみません、今日は二話更新にします i

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設定タグ:降谷零 , 安室透 , コナン   
作品ジャンル:アニメ
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あい(プロフ) - あいうえおさん» コメありがとうございます!ご指摘頂きましたが、おっしゃる通り時間も経っておりますので、このままで行きます。すみません! (2019年4月27日 10時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - あの、降谷さんはいつもは「俺」と言っていますよ。安室さんのときは「僕」ですが、、直してほしいわけじゃないんですけど、大変だと思うので、、 (2019年4月27日 7時) (レス) id: d4ea0d195c (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - RURUさん» お久しぶりです!いつもご覧頂きありがとうございます^ ^ 漸く更新できました!ジンさんがだんだんと怖い人になってますね…!さぁどんなことが起こるのか…、明日のお話をお楽しみ… (2018年10月8日 23時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
RURU(プロフ) - お久しぶりです!更新楽しみに待ってました!この後2人がどうなるかとてもハラハラしてます!ジンはただでさえ今は情緒不安定なのにあんなの見ちゃったらこの間よりもっと恐ろしい事になってしまうんじゃ…明日の更新待ってます! (2018年10月8日 21時) (レス) id: b7492cc28b (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - RURUさん» ジンはキスマークを見て何を思っているのでしょう…?ちょっと不安ですね…。どうなるのか、明日わかります!いつも応援ありがとうございます!頑張ります! (2018年9月24日 17時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:i | 作成日時:2018年9月17日 15時

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