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『ここが…』
Aとコアラは店の前に立って
その建物を見上げた
２人の目の前にはピンク色の建物
それもド派手なハートの形の建物が建っていた
あまりにも目立ち過ぎて
入るのを躊躇ってしまいそうだ
だが、人気はあるのだろう
若い女の子たちが店の周りにけっこういる
「さぁ、入りましょう」
『うん…』
緊張なのか、不安なのか
ドキドキしながらも
Aは店へと入ったのである
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・
店内もやはりピンク色で統一されており
まるで何処かの国のお姫様の部屋にでも
迷い込んだようだ
「大丈夫…？
さっきから何か様子が変だけど…」
『ありがとう…、大丈夫だよ』
コアラが心配そうに覗き込むが
何とか笑顔でそれに応える
(大丈夫…)
頭の中にこびりついて離れない
先程の場面をどうにか忘れようと
Aは自分に言い聞かせる
(大丈夫…、大丈夫…)
「ご予約のAさんですね
こちらへどうぞ…」
『はい…』
まるでクローバーのような髪型の人が
Aを奥の部屋へと案内する
コアラは待合室で待っているようで
こちらを見て軽く手を振った
Aもコアラに手を振り返すと
深呼吸して歩き始めたのである
「イワ様…、次の方をお連れしました」
そう言って目の前のドアが開く
そこには
大きな顔に派手なメイク
服装もピンクのボンテージファッションの
イワ様こと、イワンコフが頭に王冠をのせ
椅子に座っていたのである
「では、ごゆっくり…」
パタン…
ドアがゆっくりと閉まり
Aとイワンコフの２人になる
『あっ、あの…
予約していた、A A です』
Aがペコッと頭を下げると
イワンコフはギラリと目を光らせた
「ヴァナータ…、人生最大のモテ期が
来ているッチャブルね…」
『えっ…？』
(まだ何も言ってない)
Aは驚いた顔をした
「ヴァナータと同じ場所に住んでる
キャンディボーイたちと
ヴァナータを昔から知っている人物…
その全員がヴァナータに好意を
寄せているッ！」
水晶玉に手を翳し
イワンコフは言葉を続ける
「そして…
ヴァナータも
この中に好きな人がいるわね？」
その言葉にAは更に驚いたのである
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bluemoon(プロフ) - 完結お疲れ様！コメ遅くなってごめんね…。終わると寂しくなるけど、またワンピースの作品書いて欲しいな。もちろん大好きな逆ハーレムものだと嬉しい(〃ω〃)でも、何よりもお疲れ様でしたのが先だね。また、Twitterに返事するから構ってね笑。 (2019年9月6日 17時) (
レス) id: 4f57fd01cd (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - bluemoonさん» いつもありがとう(^^) 読みやすいようには注意してるけど、内容はまとまっているかは自信ないなぁ(^^;; 短編難しいよね。今回の作品で痛感した笑！見習わなくても、いつも素敵な作品だよ。お互い頑張ろね！ (2019年7月15日 20時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
bluemoon(プロフ) - 毎回思うけど、お話しをまとめる内容ほんと尊敬する(上から目線でごめんね)。読みやすいし、キャラの特徴もよくつかんでるし。短編って難しいのに…。見習いたいものです(*>ω<*) (2019年7月15日 20時) (レス) id: 4f57fd01cd (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - bluemoonさん» 私もサボ好き。金髪イケメンは尊い…！逆ハーレムは幸せだよね^ ^ コメントありがとう！更新頑張るよ！ (2019年6月22日 21時) (レス) id: d8d396b9c0 (このIDを非表示/違反報告)
bluemoon(プロフ) - エースの次にサボが好き。二人に愛される主人公ちゃんが羨ましい！いや、それ以前に逆ハーレムが素晴らしい(*>ω<*)次も期待してるよ！無理ないように更新頑張ってね！ (2019年6月22日 21時) (レス) id: 4f57fd01cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：i
| 作成日時：2019年5月21日 15時
