ぎゆしのと、おばみつ、炭カナ、善ねず、伊アオの子供は過去に戻った

捌話 ページ9

Aside

稲芭「俺からしますね…俺に姉がいたんです。名前が双芭。で、俺と15歳がはなれてました。それで、元恋柱」

蜜離「元？」

稲芭「はい、姉は上弦の壱によって殺されました」

柱「！」

A「私には兄がいました。名前は勇貴。お兄ちゃんと、双芭お姉ちゃんは付き合っていたんです」

稲芭「お姉ちゃんが殺されて、勇貴お兄ちゃんは、上弦の壱を倒しに行きましたが」


A「結局帰ってきませんでした」

柱「…」

A「ですから、私は上弦の壱を倒せるくらい強くなりたかった。からですね」

炭明「次は俺でいいですか？」

炭治郎「あぁ。」

炭明「俺には双子の妹と弟がいました」

カナヲ(また、いましたって過去形だ)

炭明「名前を果子と藍斗と言って2人とも同じ任務に出かけた日、上弦の弐と出くわし果子は亡くなり藍斗は意識不明の重体で今も眠っています。」

豹河「次は俺だな、俺にも姉が居て、任務に出かけた日上弦の参に出くわし亡くなった。」

善喜「俺も、豹河と同じ」

禰豆子「そんな過去があったんだね」

カナヲ「辛かったね」

しのぶ「泣いても良いんですよ」

蜜離「そうよ！今ならね」

アオイ「えぇ、仇のために強くなろうと思えるのは凄いことですから」





あの後は沢山泣いた。こんなに泣くのは久しぶりぐらい


あ〜、なんで先に逝っちゃうんだよ。にいちゃん、



離れないって約束したのに



「いつまでも、俺はAの近くにいるよ」



と、そんな声が聞こえた気がした

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