信じてる ページ31
「今日は疲れ様ぁ」
YN「Aもお疲れ様」
「ふふっ(笑)」
皆が帰って行ったのを見届けて
僕らはゆっくりと駅に向かって歩く
冷たい夜の空気と風に、酔った体は冷えていくけれど
繋いだ手から伝わる温もりは、心を温かくしていく
YN「そう言えばさ、今日部長が変な事言ってたよ」
「ん？どんな？」
YN「僕、総務の桐谷さんと噂になってるって」
「あぁ(笑)」
横のAを見ると、僕の言う事を聞いて笑っているA
やきもちやいてくれるのかな？なんて思っていたけれど
そんな様子は少しもなかった
YN「なんで笑ってるの？」
「その噂、私知ってる(笑)」
YN「うそっ!?なんで教えてくれなかったのっ!?」
部長の言っていた噂
その噂をAは知っていた
知らないのは僕だけ？
なんだか少し気に入らない…。
「皆知ってると思うよ？
ユノももう知ってると思って言わなかったんだけど…。
本当に知らなかったの？」
YN「知らないよ〜！なんで本人が知らないで周りが知ってるわけ！？」
「あはは(笑)それが『噂』ってものじゃないの？(笑)」
あぁ…確かに。
YN「まぁ、そうか…」
「ふふっ(笑)」
YN「Aはさぁ…っその、ヤキモチとか…やかないの？」
「ヤキモチ？」
前に、桐谷さんの名前がAの口から出てきたことがあったのを覚えている
あの時は、Aの気持ちが分からなくて
彼女を傷つけてしまった
今回は、この噂をAはどう思っているのだろうか？
少し心配な気持ちと…ヤキモチを妬いて欲しい気持ち
こう見えて、僕の心も複雑だ
「ヤキモチは〜…ないよ？」
YN「ないの？」
「うんっ」
ないのは…それはそれで…少し寂しい
「だってユノを信じてるもんっ。ふふっ(笑)」
YN「A…」
”信じてる”
ヤキモチを妬かれることより、その言葉の方が嬉しいかも・・
ちょっとだけ、じ〜んとしてる僕に
Aは言葉を続けた
「最近のユノを見てるとね、凄く私を想っていてくれるのがわかるの。
チャンミン君が言ってた。
『ヒョンが気持ち悪いほど変わった』って(笑)」
YN「えっ？き、気持ち悪いって…」
チャンミン・・・。
どういう表現の仕方なんだよ・・
「私はね…嬉しいよ？
ユノの気持ちが分かって」
YN「A・・」
「だからね、なにも心配してないよ」
YN「ありがとう、A」
「ふふっ(笑)」
僕ぁ〜幸せだなぁ〜。。。
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裕(プロフ) - 花さん» ありがとうございます(*´∀`*)ノなるべく頑張って更新しますので新章も宜しくお願いします<(_ _)> (2018年7月4日 10時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - しあぽんさん» 2章もありがとうございました<(_ _)>新章、１話だけですがアップしました(^-^) (2018年7月4日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - wakaさん» 2章も最後まで読んで頂いてありがとうございました<(_ _)>最終章もチンタラ頑張ります!(^^) (2018年7月4日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - 裕さんの更新をすっごく楽しみに待ってるファンです♪ちんたらでも亀さんでも何でもOKなので楽しみに待ってます♪ (2018年6月14日 23時) (レス) id: 8c09381f1b (このIDを非表示/違反報告)
しあぽん(プロフ) - 大丈夫！いざとなったら女性は強いから！ちんたらでものったらでも構いません！お待ちしておりますぅ〜 (2018年6月14日 15時) (レス) id: dafbf0b050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2014年11月16日 2時
