占いツクール
検索窓
今日:9 hit、昨日:62 hit、合計:340,862 hit

チャンスが欲しい ページ22

「…。」


黙ったまま俯くA


今日ここへ来てくれたのは、チャンミンに呼ばれたからだけなのだろうか


もう僕を好きじゃないと言った彼女は

もうすでに僕の事をなんとも思っていないから

こうして普通に僕と接することができるのだろうか…


だとしたら…

こうしてまだ彼女の事をずっと想っている僕のことを

Aはどう思ったのだろうか


ずっと、別れた日から止まったままの僕の気持ち


彼女を忘れることも、想いを諦めることも考えたけれど

どうやっても、それは無理な事だった


部屋の中に時折見つける彼女の面影


オフィスの彼女を見つける度に

いつも目で追っている自分



A…



心の中でそう名前を呟くたびに

幸せだったあの頃の、僕に向けるAの笑った顔が幾つも浮かんでくる



まだ好きなんだよ…

好きで…大好きで…



一人の夜に何度も涙を流しては

叶うことのない想いを抱きしめながらアルコールに逃げていた



お願いだよ…

こっちを向いてよ



一度だけで良い

だから…僕にチャンスをくれないか?


今度はもっとAを大事にするから


僕を…もう一度見てほしい




俯いたAの頬に

ゆっくりと手を伸ばした




「っ…」

YN「僕は…Aが居ないとダメなんだ…


Aが傍に居てくれたから…僕は強くなれた

Aが僕を愛してくれていたから…頑張ることが出来たんだ」

「ユノ…」

YN「僕を好きでなくてもいいよ。

…でも、嫌いじゃないのなら…一度でいい。チャンスが欲しいんだ」

「っ…」

YN「A」

「っ!…」



肩をすくめてもっと俯いてしまったAは

すぐにその肩を震わせていた




泣いてるの…?

僕が泣かせてしまったの…?



小さな肩が、震えている



無意識のうちに、僕は彼女を包み込むように抱きしめていた



YN「A…ごめん」

「フフッ…ッ…」



笑って欲しいのに

僕は泣かせてしまうんだね…


でもね

僕はどうしても君を諦められないんだ…




やりきれない想いに、僕もまた

涙が零れた



YN「ごめん…ごめん…」

「フフッ…ッフ…ッ」

YN「恐かったんだよ。

僕は…Aを失うのが、恐かった」

「っぇ…」



彼女を腕の中に抱きしめたまま

ずっと心に仕舞っていた自分の気持ちを吐き出した

カッコ悪い自分→←焦る気持ち



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (683 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1214人がお気に入り
設定キーワード:ユノ , 東方神起 , チャンミン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 花さん» ありがとうございます(*´∀`*)ノなるべく頑張って更新しますので新章も宜しくお願いします<(_ _)> (7月4日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - しあぽんさん» 2章もありがとうございました<(_ _)>新章、1話だけですがアップしました(^-^) (7月4日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - wakaさん» 2章も最後まで読んで頂いてありがとうございました<(_ _)>最終章もチンタラ頑張ります!(^^) (7月4日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 裕さんの更新をすっごく楽しみに待ってるファンです♪ちんたらでも亀さんでも何でもOKなので楽しみに待ってます♪ (6月14日 23時) (レス) id: 8c09381f1b (このIDを非表示/違反報告)
しあぽん(プロフ) - 大丈夫!いざとなったら女性は強いから!ちんたらでものったらでも構いません!お待ちしておりますぅ〜 (6月14日 15時) (レス) id: dafbf0b050 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作者ホームページ:http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/  
作成日時:2014年11月16日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。