妄想 ページ35
ある日のお昼休み
もう少しで今の仕事もひと段落という頃
プロジェクトメンバー皆で、疲れた体をよろよろと揺らしながら食堂へと向かった
社員１「リーダ〜？俺、もう限界近いっすよ〜…」
YN「あともう少しでひと段落だろ？ちゃんとご飯食べて、また頑張るぞっ！」
社員１「リーダーの奢りで生姜焼き付けても良いっすかぁ〜？」
YN「えっ！？…ま、まぁ…良いけど…」
社員１「マジっすか！！ごちそう様ですっ！」
YN「…おう」
ちゃっかりタダで生姜焼きを手に入れた、嬉しそうな後輩を見て
なんだか少しほっこりとしていると
桐谷「ユノさんっ♪」
YN「ぇ？…あぁ、桐谷さん」
総務の桐谷さんが僕の後ろに来ていた
何かと話しかけられながら、トレーにおかずを乗せて移動していると
その流れで、僕らのテーブルに桐谷さんも座った
社員２「あ、桐谷さん〜！ここ空いてますよ〜」
桐谷「ありがとうございます」
社員１「やっぱ桐谷さんみたいな綺麗な人と一緒にご飯を食べられるのって楽しいですねぇ〜♪」
桐谷「あはは(笑)そう言ってもらうと嬉しいです」
YN「いただきまーす」
桐谷さんが席に座った途端に嬉しそうな皆
僕は箸を持ってご飯を食べ進めながら
食堂に居るであろうAを探す
……いたっ！
今日も今日とて僕のテーブルとAの居るテーブルは遠い
楽しそうに笑うAを見つめながら、ご飯を頬張る
何の話ししてんのかなぁ〜？
”Aの彼氏ってどんな人〜？”
”えぇ！？///すっごく……素敵な人よ”
”えぇ〜！今度会わせてよぉ〜！！”
”ダぁ〜メっ！彼は私だけのものなんだからぁ〜！
好きになられたら困るもんっ！プンプン！！”
”もぉー！Aのケチっ！”
なんつて。。。
YN「ふふっ(笑)」
桐谷「？ユノさん、何か面白いことがあったんですか？」
YN「えっ！？なっ、何にもないけど…」
桐谷「そうですか？」
YN「うん…」
しまった…。
うっかり妄想でニヤケテしまった
いかんっ！いかんっ！
仕事がひと段落すれば、僕らは晴れて結婚宣言できるんだ
それまで…我慢っ！
緩んでいた顔を締め直すと
再び、ご飯をしっかり噛んで食べ進めた
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裕(プロフ) - 花さん» ありがとうございます(*´∀`*)ノなるべく頑張って更新しますので新章も宜しくお願いします<(_ _)> (2018年7月4日 10時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - しあぽんさん» 2章もありがとうございました<(_ _)>新章、１話だけですがアップしました(^-^) (2018年7月4日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - wakaさん» 2章も最後まで読んで頂いてありがとうございました<(_ _)>最終章もチンタラ頑張ります!(^^) (2018年7月4日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - 裕さんの更新をすっごく楽しみに待ってるファンです♪ちんたらでも亀さんでも何でもOKなので楽しみに待ってます♪ (2018年6月14日 23時) (レス) id: 8c09381f1b (このIDを非表示/違反報告)
しあぽん(プロフ) - 大丈夫！いざとなったら女性は強いから！ちんたらでものったらでも構いません！お待ちしておりますぅ〜 (2018年6月14日 15時) (レス) id: dafbf0b050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2014年11月16日 2時
