一人の時間 ページ35
キキーッ！
怒りを我慢して運転をし
気付けば、彼女のアパートの前に車は到着していた
YN「今日はお疲れ様」
「ぁ…ユノ？」
YN「疲れたろ？早く休んだ方が良い」
「ぁ…う、うん…」
YN「おやすみ」
「…おやすみ…なさい」
バタンッ！
何か言ってしまったら
彼女を顔を見てしまったら
この怒りが爆発してしまう
その前に早く彼女を降ろさなくちゃ…
そんな事を考えながら、彼女に”おやすみ”の言葉を言った
車のドアを彼女が閉めたのを確認すると
僕はすぐに車を発進させた
ブウォンッ！
YN「はぁ…」
バンッ！
イライラする気持ちを、ハンドルにぶつける
家に帰る途中、コンビニによってアルコールをつまみを買うと
すぐに家に帰った
YN「っ！…」
イライラしながら部屋に向かい
頭を冷やそうとシャワーを浴びた
冷蔵庫に入れたアルコールを取り出し
一気に喉に流し入れる
YN「はぁーっ…」
ダイニングにつまみを持っていき
椅子に座って飲み始めると
ピンポーンっ！
部屋のインターフォンが鳴った
YN「誰だよ…」
立ち上がり、それを確認すると
YN「…。」
CM「ヒョンっ！いませんかーっ？」
YN「いるよ。今開ける」
一人で飲もうとしてたところを邪魔されて
少し迷惑そうにドアを開けた
CM「こんばんわ」
YN「あぁ…。」
CM「はいいりますよ？」
YN「…どうぞ」
CM「お邪魔します」
バタンッ！
玄関で靴を脱いでいるチャンミンを残し
一人でさっさと中へ戻った
座っていた椅子に腰かけると
またアルコールを飲み始める
CM「ヒョン」
YN「勝手に食べていいよ。冷蔵庫に何か入ってると思うから」
CM「はい」
僕のそんな態度にも、チャンミンは変わらずにいつものように
勝手に好きなものを用意していく
僕の向かいに腰を下ろしたチャンミン
『いただきます』と言って食べ始めた
CM「珍しいですね」
YN「何が？」
CM「まだ早い時間なのに」
YN「夕食は過ぎてるだろ？」
CM「いや…。一人で飲んでるから」
YN「俺だって一人の時もあるだろ」
CM「そうですか。
最近はそんな時間なんてなかったから(笑)」
YN「えっ？」
CM「喧嘩でもしたんですか？…地味な彼女と」
YN「っ…」
そう言って、チャンミンは笑った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 543人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
裕(プロフ) - あみさん» 今コメントに気付きました！ごめんなさい<(_ _)>遅すぎるお返事お許し下さい！まだ読んで下さっていてくれるでしょうか？これからも宜しくお願い致します<(_ _)> (2018年1月19日 16時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - 裕さんの書かれている小説、どれもこれも大好きです！いつもうるうるしながら読ませてもらってます。ありがとう！これからもお願いしますね！ (2016年8月6日 10時) (レス) id: 8871346393 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - アンジュさん» 読んで頂いてありがとうございます(*´-`)続きも是非♪ (2015年4月29日 21時) (レス) id: 7b66b690be (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - もとじゅんさん» コメントありがとうございます(*´∀｀)一度でいいからイケメンと付き合ってみたいもんです(爆) (2015年4月29日 21時) (レス) id: 7b66b690be (このIDを非表示/違反報告)
アンジュ(プロフ) - 今日、初めて、こちらを、読ませてもらいました。私が、泣きそうです。（ ; ; ） (2015年3月19日 15時) (レス) id: 6b3037758e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：裕
| 作成日時：2014年9月13日 0時
