Aimer ③ (ページ15)

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（中身0点俳優）ページ15

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( Kento Yamazaki side )

俺のAセンサーが起動した10秒後、

廊下の角から眠そうに歩いてきたA

「……ふわぁぁ…」

山﨑「A」

「っ！…なんだ、賢人くんか」

山﨑「どうしたの？
Aがメガネなんて珍しいね」

目の前の俺の好きな子はメガネで少しぼんやりとしている。

いつもは元気いっぱいで明るいのに、

なにかあったのかと心配になる

「んー…実はね」

ｺﾞｸﾘ

「流星くんと夜更かししちゃったんだよねー…」

山﨑「は…？流星と2人で…？」

「そうなのー…二人ともスマブラを久々にやったらハマっちゃってねー…」

濃いクマを必死に隠すためのメガネなの、
と眠そうに言った

山﨑「焦ったー…純粋な2人でよかった……」

「あ、賢人くんにプレゼント…だよ…」

山﨑「俺はこっちね、Aが差し出してるのは壁だよ」

「ありゃ…」

眠くて目が閉じちゃうみたい、可愛い。

何度もパチパチしてるけど、

すぐに重力に従ってしまう瞼

「どうじょ…わたひの写真集でふ…」

山﨑「うん、ありがとう
眠いんでしょ？寝ていいよ、おいで」

とりあえず前室に案内してソファに隣同士で座った

普段膝枕してあげる、と言っても絶対にしないA

分かっていても膝をポンポンしてみる

「ん」

山﨑「へ、」

膝に乗る重み

それはAに膝枕をしている証拠であって

俺はテンパっている

「おやふみぃ…けんとふん……」

けんとふんってなんだよ…

「すー…すーーー…」

すぐに聞こえてくる寝息。

寝顔が可愛くて悶えてる俺

写真は撮らないのか？もちろん今現在、連写中…

山﨑「写真集でも見ようかな…」

もちろん俺はそのあと、

アダルティックな感じのワンピースを着た

Aの写真集の一部を見て一撃でK.O.されました。

精神年齢低いのに、

見た目は年相応かそれ以上だからずるいんだよなあ

俺の事好きになっちゃえばいいのに。

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