どこまでだって ページ18
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１２月某日 _____
今日は壱馬くんに誘われてFNS歌謡祭をやってる大きな会場にやってきたんだけど、関係者として招かれたから今はバルコニーで少し休憩。
「 全然アーティストわかんないけどいいのかな 」
そう言ったけど壱馬くんは
��俺だけ見とってください��なんて言うからつい来てしまった。
エマちゃん着いて来て欲しかったのに物事に関心ないから断られちゃった。
壱馬「 Aさん 」
「 あ、壱馬くん 」
壱馬「 おらんかったらどうしよ思ってたんすよ 」
「 さすがにドタキャンなんてしないよ 」
壱馬くんはもう衣装を着ていて襟元にファーが付いてる黒いコートがまるで帝王って感じだ。
なのにすごく口調も声も表情も優しくて
いつも会うオフな壱馬くんで少しほっとした。
「 衣装すごいね、これから出番？ 」
壱馬「 はい、あと30分くらいで 」
「 そっか、頑張ってね
ランペイジの曲全然知らないけど大丈夫かな？ 」
壱馬「 カバー曲もあるんでそっち期待しとってください 」
「 そうなんだ？ 」
カバー曲でも知らない曲とかだったら申し訳ないなぁ。
壱馬「 ちなみにテーマが思い出の一曲なんやけど、Aさんの思い出の一曲ある？ 」
「 えっ、 」
ふいに聞かれた質問。
頭に浮かぶのは幸せだった��彼��との時間
彼が歌っていたこの季節にピッタリな曲。
「 …いつかのメリークリスマス 」
壱馬「 ほんま？ 」
キラキラ輝く壱馬くんの目。
なんでそんな期待に満ちた目なの？
壱馬「 俺も同じ曲選んだんやけど、こんな偶然あるんやね。なんの思い出の曲なん？ 」
「 ……元、カレ？ 」
なんでか分かんないけど、
壱馬くんにすごく言い出しづらかった。
壱馬「 ……そうなんや 」
「 え、なんか怒ってる？ 」
壱馬「 怒ってへん 」
「 本番あと少しじゃん。
頑張ってね壱馬くんだけ見てるから 」
するとみるみるうちに表情が元に戻る。
なんだこの可愛い生き物。
壱馬「 嘘やったら怒るで 」
耳元で囁いた彼は戻っていき、私は会場内に向かう。
まさか��彼��がいるなんて________
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ひな - chessさん» 私、ちょっといじめられてて、不登校とかなりかけてたんですけど、この曲が私の将来の夢を与えてくれて、今は、幸せに生きてるんで、思い入れが強い曲なんですよね(笑) (2020年3月2日 0時) (
レス) id: 1700360fa8 (このIDを非表示/違反報告)
chess(プロフ) - Chihiroさん» はいそうです！大正解です〜〜！ (2020年2月26日 0時) (レス) id: 07a190f439 (このIDを非表示/違反報告)
Chihiro - seasonsの歌詞!?!? (2020年2月25日 23時) (レス) id: 7d007d0888 (このIDを非表示/違反報告)
chess(プロフ) - ひなさん» そうです〜〜〜！私もこの曲好きです！ (2020年2月16日 0時) (レス) id: 07a190f439 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - お話の題名(小見出し？)、Seasonsですよね！私、この曲大好きなんです！ (2020年2月15日 17時) (レス) id: 1700360fa8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chess
| 作成日時：2020年1月14日 17時
