私こそがTWICE ページ41
ジリョンside
司会〈パクジニョン氏、MinorからMAJORに上がるメンバーはいますか？〉
PD〈……はい、います。〉
……。
実はこれまで私はMinorに1回も落ちていない。
正直……
負けないと思う
それに比べてジョンヨンオンニはモモオンニが居なくなったあとから急におかしくなった。
いつもは外さない高音パート、いつもは転けないダンスのパート
いずれも全部失敗していた。
それにはPDさんも驚きだったようで。
私も驚いた。あんな才能の持ち主であるオンニが壁にぶち当たったかのようなグラフの右肩下がり具合。
安心したし悲しかった。
私はオンニに負かされることは無い。
……でも、オンニと戦えない。オンニと歌えない。
そんな葛藤があった。
ミナ〈……〉
あの秘密の約束を契ったミナオンニと共に自らの名前が呼ばれないように祈る。
MAJORに上がってくる1人目は
ナヨンオンニだった。
このオンニが落ちるわけが無い。
ジヒョオンニと同じく実力保持者ならではの安堵の空気感。
しかし私達はここからが緊張の瞬間。
ナヨンオンニが呼んだのは……
ナヨ〈…………ソミヤ。〉
何とどこからどこまでも完璧だったソミオンニ。
サナ〈嘘や……〉
ジヒ〈ナヨンオンニの顔見てるともう…〉
残酷だ。
努力してたって報われるなんて保証はないんだ
次にMAJORに上がる人は……
PD〈ジョンヨン、おめでとう。〉
ジョ〈……………………〉
私達の憧れの大好きなオンニだった。
ミナ〈ジリョナ……！〉
ジリ〈うん……ミナオンニ……遂に……〉
ジリ〈私達3人がMAJORで揃った……〉
考えてみればいつも敵だった皆。
でも今は
こんなにも嬉しい。
……だけど。
ジョ〈!?!?〉
PD〈……。〉
オンニは交代者の名前が入った封筒の中身を見た瞬間に目を見開き封筒を地に落とした。
私は、悟った。
早く、呼んで。
オンニ。
私の名を。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 165人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「TWICE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無しのジョンヨンペン - リアルでジョンヨン推してるんで設定が最高すぎて…！今夜は寝ずに読んでしまうかもです笑笑 (2022年8月10日 1時) (
レス) @page5 id: df58c092f2 (このIDを非表示/違反報告)
パスタ好きのさらさん(プロフ) - K.V.さん» 嬉しいお言葉、ありがとうございます(´；ω；｀)作者、ネタ作りに困っておりまして現在必死に考えているところですのでもうしばしお待ちください！また、続編決定致しましたので50ページをぜひお読みください！お読み頂きありがとうございます、今後も頑張ります！ (2019年8月24日 14時) (レス) id: b76640e635 (このIDを非表示/違反報告)
K.V. - すごく面白いと思いました！続きが気になります！無理しない程度に更新頑張ってください！ (2019年8月24日 5時) (レス) id: 5c0644c360 (このIDを非表示/違反報告)
スア(プロフ) - ありがとうございます！できればでいいので無理しないでくださいね。頑張ってください (2019年7月27日 12時) (レス) id: 088a3a7f93 (このIDを非表示/違反報告)
パスタ好きのさらさん(プロフ) - スアさん» あーー！それもいいですね！リクありがとうございます！BTSは回想が終わってジリョンストーリーが終わったらそろそろ出そうと思ってますが、別ルートでそういうのも書くか検討してみます！ (2019年7月27日 12時) (レス) id: b76640e635 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：パスタ好きのさらさん | 作成日時：2019年7月2日 22時
