紫の原石はSixTONESの紅一点 7 (ページ24)

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告白ページ24

北斗：俺がAを支えたいからだよ

A：それは同期だから・・・同期の使命感で

北斗：そんなことない、俺が七五三掛に支えたいとか言うか？

A：・・・それは・・・ないか・・・

北斗：しめだって大切な同期。困ってたら助けようと思う、でも、俺が1番側で支えたいとは言わない

A：・・・なら・・

北斗：A、俺と付き合って

A：・・な・・・何言って・・・

北斗：まだデビューする前、俺が好きだってことは伝えてたでしょ？今はその時じゃないって

A：それは言ってたけど・・

北斗：今がその時なんだと思う、あの頃よりAが好きで、支えたくて、悲しいことも楽しいことも共有したいって思ってる

A：・・・・

私は悪女じゃないって伝えてくれたほっくん

だけど・・・やっぱり・・・・

A：私は・・・撮影って分かってるのに女優さんに嫉妬したんだよ？ずるいって思っちゃったんだよ？私はこんなに辛いのに、なんでそんな幸せそうに、ほっくんの愛しさを受けてるのって思っちゃったんだよ？そんな私が

北斗：・・・・可愛いね

A：・・可愛い？

北斗：Aはずっとアイドルに専念してきたから恋を知らないんだよ。人って恋をすると、みんな盲目になる。好きな人を自分のものにしたい、自分以外の人を見ないでって思うものだよ

A：・・・私の心が黒いからじゃないの？ほっくんもそうなの？

北斗：うん、俺だってAを誰にも渡したくないって思う

私は恋を知らない

だから嫌なこのドロドロした気持ちを悪女なんだって思ったんだ

A：・・・でも私たちはSixTONESで・・

北斗：ジャニーさんはAに好きな人ができて、その人が信用できる人ならいいって。Aが幸せになれるんだったらいいって

A：ジャニー・・・さん？

北斗：うん、ジェシーに言ってたみたい

A：・・・そっか・・・そうなんだ・・・・

北斗：メンバーも鈴さんも認めてくれたよ

A：みんなも・・・

北斗：だから・・・A、俺と付き合ってくれませんか？

ほっくんの目を見たら真剣だってことが伝わる

SixTONESの音川Aじゃなくて、ただの女の子としての音川Aの答えを待っているんだっていうことも

A：・・・私でよければ・・お願いします

北斗：・・・うん、良かった・・・本当に良かった・・・

ほっくんの目が涙で潤んでいた

北斗：AがAじゃなくなったらどうしようかっ思ってた・・

A：・・・心配かけてごめんね？

北斗：大丈夫、俺がもうあんな思いさせないようにするから