ご挨拶�� ページ12
ﾀﾞ-ﾏ「容姿だけを好きになった訳ではありません」
そう言いきったダーマくんの指に
自分の指を絡めた
安心して思わず頬が緩んだ
自分がモテる、なんて言うつもりは無いけど
告白されることはよくあった
どれもこれも胸に響かなくて
全部用紙を目当てにしているようにしか聞こえなかった
ダーマくんは何年も友達でいたから
どんな人かもわかっていたし
真面目で優しい人だったから気になってた
そんな時に噛み噛みな告白をされて
付き合うことになった
父「Aが有名人だから好きになったんじゃないのか？」
それでもまだ言ってくるお父さんに
思わず眉を寄せそうになったけど我慢した
ﾀﾞ-ﾏ「いえ、好きになった女性が偶然有名だっただけです」
真っ直ぐ迷いない言葉で伝えてくれて
凄く嬉しくて泣きそうになった
父「そうか…娘を幸せにしてくれ」
そう言って席を立つと
母「どこへ行くの？」
父「もう寝る」
そう言って階段を上がっていった
母「ごめんなさいねぇ、昔からAが大好きだから寂しいのよ」
ダーマくんを見れば顔を赤くしている
貴「ダーマくんも一緒に夜ご飯食べよう？」
母「そうね、時間があるなら是非食べていって」
一緒に台所に立とうとすると
お母さんが折角だから2人でゆっくりしてなさいって
座らされた
貴「顔赤いけど、何思い出しちゃったの？」
少し意地悪に聞いてみると
ﾀﾞ-ﾏ「いや…何回も好きだって口に出したら…なんか…あっつ…」
そう言ってパタパタと手で顔をあおいだ
貴「ふふ、嬉しかったよ？そんなふうに思ってくれてたの」
眼鏡をかけていない顔を
手で覆ってしまった
理由を聞いた時に素直に答えてくれるのが
面白くて大好きなの
好きな理由を上げ始めたら止まらなくなっちゃうけどね
母「そういえば、あの子には言ったの？」
貴「言ってない、私の事嫌いだから」
私の双子の妹で
奏和でそな、って読むの
ﾀﾞ-ﾏ「あの子って？」
貴「私の妹のこと、多分見たことあると思うけど…嫌がるからやめとくね…？」
双子の妹だから
同じ中学校に通っていたし
ダーマくんは2年間同じクラスだったから
幼馴染のシルクたちですら妹だって知らない
ﾀﾞ-ﾏ「…なるほどな」
この後ハプニングが起こるなんて
知るはずもなかった
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亜美(プロフ) - *ののさん» 初めまして､不器用さんを読ませて頂きました！シリーズの最初から何度も楽しみながら見ました！この続編はこれで完結されちゃったんでしょうか？ (2022年2月26日 4時) (
レス) id: 2e8e13136a (このIDを非表示/違反報告)
こつぶ(プロフ) - *ののさん» だほちゃんならお嫁さんのこと笑わせたりして幸せにさせそうですよね笑 (2020年1月27日 22時) (レス) id: 7babf6046c (このIDを非表示/違反報告)
*のの(プロフ) - こつぶさん» ですよね笑幸せになって欲しいですよね笑 (2020年1月27日 20時) (レス) id: 139f9ac550 (このIDを非表示/違反報告)
こつぶ(プロフ) - 私も最初ドッキリだと思いましたw (2020年1月26日 22時) (レス) id: 7babf6046c (このIDを非表示/違反報告)
*のの(プロフ) - ゆずさん» コメントありがとうございます！夜しか眠れなくなる…最高の褒め言葉ですね！o(^▽^)o (2020年1月25日 18時) (レス) id: 139f9ac550 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鳴海 帆南 | 作成日時：2020年1月4日 21時
