バーベキュー�� ページ28
バーベキューの前日
いつものように汐恩が仕事の後うちにきて
夜ご飯を食べてくつろいでいると
汐恩『Aもっとこっちきて』
隣に座っている汐恩に呼ばれた
汐恩に近づくと、
「んっ、ちょっと」
いきなりキスをしてきた
離れようとする私を足でしっかり固定して
腰に腕をまわす汐恩
どんどん激しくなっていく行為をどうにか止めて
少し乱れた服をなおしながら汐恩を見つめる
「もう。一旦落ち着いて？急にどうしたんよ」
汐恩『言ったやん。こないだよりもっと大きい痕つけるって』
「ほんまにつける気やったん？」
当たり前やろ
といいながらまた近づいてくる汐恩をべしっと叩いた
汐恩『いった』
「…そんなんせんくても、
私は汐恩しか見てへんやろ？大丈夫やから」
そう言って汐恩のほっぺに触れるだけのキスをした
汐恩『…。』
汐恩は全然納得してなさそうだったけど
結局何もされずに済んで一安心だ
こうして無事に迎えたバーベキュー当日
「あっ、莉子？ごめんすぐ出る」
莉子�爐�っけ〜Aのマンション今着いたから待機してる。あ、今日はリョウさんの運転でーす��
「わかった！すぐ行く〜」
急いでマンションの下に行くと
リョウさんの運転する車に莉子と大学の友達が何人かすでに乗っていた
結局のところ、
私合わせて女4 男4の合計8人
女友達は仲の良い子達しかいなかったけど、
男性陣はリョウさん以外
顔見知り程度でしっかりと絡んだことがある人はいなかった。
リョウさんがいてくれて一安心…。
バーベキュー会場まで到着するとさっそく
担当を決めて準備をすることになった
『ちょうど男女4:4だし、ペアで準備しようよ！』
『おーいいね！じゃあくじ作るわ！』
勝手にどんどん話が進んでいき
割り箸にペンで色をつけたような簡単なくじ引きでペアを決めることになった
男女ペアって、やだなぁ
仕方なく1本割り箸を選ぶ
みんな『せーのっ！！』
一斉に割り箸をひく
私の割り箸は赤色のペンで塗られていた
男1『俺赤だ！…Aちゃんよろしくね！』
「…あ、よろしく！」
…しょうがない。
汐恩がせっかく楽しんでこいって見送ってくれた訳だし。楽しまなきゃ。
私達は料理担当に任命された
食器と材料を洗っていると
男1『Aちゃん』
と言って私をじっと見つめられる
「…ちょ、あの、」
急に手を握られた
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luvchim(プロフ) - 初めまして。結末を知っていても、何度読んでも涙で前に進めません。とっても良いお話をありがとうございます。何度も読み直してます。大好きなお話の一つになりました。ありがとうございます！！ (2021年1月19日 16時) (
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作者名：s.a.o | 作成日時：2020年4月2日 2時
