私の提案 ページ24
８月最後の週。
花火大会が終わってからは
あっという間に時間が過ぎていった
学校がはじまるまであと1週間
夏休みの課題が案の定まだ終わっていない3人の為に
颯太君の家で3人の課題を片付けた
颯太『っあーー！終わった！！！』
彩乃『てか夏休み終わるのはやない？』
颯太『あっという間やったな。
結局夏っぽいこと4人でしてないやん』
汐恩『おっしゃ！じゃ、今からどっかいくか！！』
颯太『行っちゃう？行っちゃう？』
汐恩『行くでぇ〜？！』
おっしゃぁ！！
と今日はやけにテンションの高い男2人が盛り上がっている
彩乃『はいはいお2人さん勝手に盛り上がらんの笑
今からって、出掛けるにはもう遅いで』
夕方、暑さが少し和らいでくる時間帯になっていた
この時間から出来ること…
「あっ！手持ち花火とかは？」
と、私が提案すると
汐恩『Aそれめっちゃええやん〜〜』
いつもみたいに髪をわしゃわしゃして頭を撫でてくる
「もー！わしゃわしゃせんといて」
汐恩『さすが俺のA』
私の話に全く聞く耳を持たない鶴房君は、
更にほっぺや耳までぷにぷに触って、
まるで犬をあやすみたいにふざけだす
…めちゃくちゃ照れる。
それをみて彩乃と颯太君がニヤニヤしてくる
彩乃『アツアツやな〜？笑
うちらも付き合いたてこんなんやったっけ笑』
颯太『いや俺らだって今も
お二人さんみたいにアツアツやろ〜？笑』
2人にからかわれるのが恥ずかしくなって
嬉しそうに私の顔で遊ぶ鶴房君の手をどかしながら本題に話を戻す
「確か、駅の近くの駄菓子屋さんにめっちゃ大きい花火売ってなかった？」
彩乃『あー売ってるわ
この時間やとまだ空いてるし…
よし、みんな行くで！』
颯太『汐恩、俺らのチャリで行くか』
4人で颯太君の家を出る
駅の近くの
花火もOKとされている大きな広場ですることにした
自転車で向かうことになり、
颯太君の後ろは彩乃、
鶴房君の後ろに私が乗り
4人で花火を買いに行く。
鶴房君の後ろに乗るのも、少し慣れてきたなぁ
ぎゅっと腕を鶴房君のお腹に回してみる
汐恩『もっとくっついてや』
くるっと私の方に一瞬振り向いて
満足気なキラキラの笑顔で言った
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さおりん(プロフ) - えいりあんさん» コメントありがとうございます(^^)そんなお言葉をいただけて本当に光栄です。結末までまだまだ色んなことが起きますよ…！！！是非この物語の結末まで見ていただければ幸いです！！よろしくお願いします(*^^*) (2020年3月29日 3時) (
レス) id: 0e6196df1d (このIDを非表示/違反報告)
えいりあん - とてもいいお話ありがとうございます。結末が楽しみすぎます。 (2020年3月28日 13時) (レス) id: f6e140a5fe (このIDを非表示/違反報告)
さおりん(プロフ) - じゅいさん» 初コメントありがとうございます(^^)嬉しいお言葉をいただき光栄です！更新もっと頑張ります☆ ここからが2人の正念場になってくるので是非続きも見ていただければ嬉しいです！ (2020年3月28日 9時) (レス) id: 0e6196df1d (このIDを非表示/違反報告)
じゅい(プロフ) - 今回のお話で、段々別れが近づいて来たって感じですねっ！いつもいいお話ありがとうございます！！ (2020年3月28日 3時) (レス) id: f3e3cf0a72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：s.a.o | 作成日時：2020年3月1日 2時
