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勘違い21個 ページ24

兄様とともに今は食卓についている。









私は最終選別での任務以降何も口にしていないし、兄様もお腹がすいていたようなので一緒に食べている。






『どうでしょうか兄様。ちゃんと鮭大根してます?』

「あぁ。美味い。」






食事は全て私の手作りなので感想を求めてみると兄様は一言だけ美味いと返した。




そっけないと思われるかもしれないがこれでもテンションが上がってるらしい。





と言うよりも兄様は言葉よりも行動が雄弁なのだ。さっきからずっと鮭大根ばかりをもりもり食べている。







まぁ兄様がいいなら良いんですけどね……






『私この後炎柱に報告に行ってきます。一応彼への報告を頼まれているので。』






まぁ帰ったことは鎹ガラス……私のは梟なんですけど…から簡易的な報告を飛ばしたので知ってると思いますが、と続ける。






義勇兄様は一瞬動きを止めて考える素振りを見せたが、すぐに「俺も共に行く」と仰った。









『えっ…私は一向に構いませんが兄様はご多忙では?気を使って頂かなくとも一人で大丈夫ですよ?』





「……最近は、物騒だから…送り届けた方が良いかと思った……お前は小さいから拐かしに遭わないかと。送ったらすぐ任務へ向かう。」





『兄様、私達は誘拐犯もびっくりの帯刀集団ですよ?私そこそこ強いと思いますし、なにも任務の合間をぬってわざわざ送り届けて頂かなくとも……あと何気に失礼です。傷付きました。』



「すまなかった」









そう言いながら兄様は空になった鮭大根の器を下げ、既に出かける準備をしている。








『(これは何時もの話聞かないやつだな…何言っても無駄ですね)』









諦めた私も同じく食器を下げ、薄いレースのマント的なのを羽織って可愛らしい刀袋に入れた日輪刀を肩にかける。









そうして私は行きたくない場所ベスト10に入る鬼殺隊本部へ向かう。







正直気は乗らないが仕事は仕事。嫌でも向かうしかなかった。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 我妻善逸 , 冨岡義勇   
作品ジャンル:恋愛
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エナ(プロフ) - 腹黒やばないがツボった (2019年9月15日 12時) (レス) id: 11aae5328b (このIDを非表示/違反報告)
さんまるてぃん(プロフ) - アリアナさん» お返事遅れてすみません!時透くんですね、了解です! (2019年9月4日 15時) (レス) id: c51e84ebb6 (このIDを非表示/違反報告)
アリアナ - もし良ければ番外編とかで時透くんとの絡みがあったらうれしいです。 (2019年9月2日 22時) (レス) id: 99796aaed6 (このIDを非表示/違反報告)
さんまるてぃん(プロフ) - 無気力みかんさん» 乙音ちゃん良いですよね…ツンデレの師として崇めてます (2019年8月27日 20時) (レス) id: c51e84ebb6 (このIDを非表示/違反報告)
無気力みかん(プロフ) - お、乙音ちゃんみたいだ………萌え (2019年8月26日 18時) (レス) id: d571eebd63 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さんまるてぃん | 作成日時:2019年8月19日 13時

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