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4話[殺人サーブ] ページ20






"もう去年までのおれとは違う"



「!……去年とは違う───……か。」



床に落ちていたバレーボールを掴んだ影山

それを日向に向ける



「そうか。俺だって去年とは違うぞ」



笑顔なのは笑顔

どっちかっていうと黒い方の。


(今笑った!?)


黒い笑みに肩が上がる日向


"おいやめとけって"という菅原の声は完全無視



「コラコラ君達勝手な事はやめなさいね」


穏やかな口調に反してかなりイラッときてる澤村



(おっ落ちつけビビるな。おばちゃん達のサーブで沢山練習してきたんだから…!)



どんだけ上達してても簡単にはとらせねぇぞ…!

1番最初はAに見せたかったけどな


「行くぞ」


掛け声とともにボールを上へと影山は投げる


(ジャンプサーブ!?去年は普通のサーブだったのに…!!)



凄まじい勢いのボールが日向へと一直線


ヤバ…速…顔面っ


………でとったら死ぬ!!!


レシーブと体勢をとりつつも避ける日向

後方に転がってしまう



なんだこれ……!?



(こんなサーブ打つ奴おばちゃんにもいねぇんだよっ)



「俺もとれるかわかんねー」

「鈴加ならイケたかもな」

「さすがに腕もげますよ!」

「お前スパイクガンガンとられてたの忘れた?」



えぇ!?鈴加先輩これとれんの…!?

今スパイクガンガンとられてたって聞こえた!

何者なんですか!!




「──それ(・・)のどこが去年と違うんだ」

「──もう一本。」


ビビってた顔つきから真剣な顔付きに変わる




再び影山のジャンプサーブ




先程とは打って変わって早い反応を見せる日向


手に当たって次は顔に当たり違う方向へと飛んでいくボール

しまいには教頭のあからさまなズラを吹き飛ばしてしまった

そしてそのカツラは澤村の頭へと舞い降りた



「……アレ…ズラだったのか…!」

「気付くの遅せぇよ皆入学式で気付いてたぞ」

「ブォッフ!お前らっ!ブクック、黙れ…ブフー!!」

「田中も黙れ!!」



「…澤村君…ちょっといいかな…」



直々に呼ばれ無言で出て行く澤村


30分間…戻ってくる事は無かった。

5話[戦力外通告]→←3話[宣戦布告]



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作者名:依鈴 | 作成日時:2020年3月16日 0時

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