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@104 ページ8

『んぅ……?』


目を覚ますと病院のようなとこにいた


ネネ「だめーーーーーー!!!」


『は!ネネ?!』


急いで声のする方に向かって走る


ひとつの病室に着いた時には遅かった


そこにはネネの姿はなく、荒れたベッドと座り込む四番がいた


『…何したの?』


シジマ「…難しいですねぇ。願いを叶えるって」


『素朴な疑問だから答えたくなかったら答えなくてもいいけど……四番の願いってなんなの?』


シジマ「…簡単なことです。”ワタシ”を殺 すことですよ」


四番はにっこりと笑って立ち上がった


シジマ「水辺の詩、あなたは協力してくれるんですか?」


『しないよ。わたしは見守るだけ。』


シジマ「そうですか…。」


少し寂しそうな四番を見てられなくて、つい言ってしまった


『話ぐらいなら聞くけど。』


シジマ「…そうですね。あまり自分のことは話しませんが、あなたにならいいでしょう。」


そう言って、四番は自分の話をしてくれた


四番は、昔の自分が作った架空の自分。


四番は四島メイを守りたかったけど自分が存在することで四島メイに悪い噂を立たせてしまい、


そのことが許せないので自分が産まれる前に四島メイを殺 してしまおうという魂胆らしい


悲しきかな…。ってふざけて聞いてたらダメか。


シジマ「救いようがないですよね…。ワタシも、水辺の詩も。」


『…そうだね。で、四番は殺 しに行くの?四島メイを。』


シジマ「ええ…。あんな噂立たされるぐらいなら…。止めるんですか?」


『わたしは止めないけど、ネネは黙ってないだろうね』


シジマ「そうですねぇ。真反対の性格なのに、よく仲良く出来ますね」


4番は愉快そうにあははと笑った


『ネネはわたしにはないものを沢山持ってるからね』


シジマ「そういう考えもありますねえ…。さ、行きますよ!」


『行く宛てあんの?』


シジマ「はい!あの子の考えることはだいたい分かりますもん!」


四番は病室を出た


と思ったらひょっこり戻ってきた


シジマ「Aさん…。見守っててくれるんですよね?」


『…うん。ちゃんとね。』


四番は安心したように笑って、また病室を後にした

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設定タグ:地縛少年花子くん , 花子くん , 柚木普   
作品ジャンル:恋愛
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咲楽 - ヤバイこれ読んでると顔がニヤける 更新頑張って下さい!応援してます! (2022年1月8日 1時) (レス) @page27 id: 5b8ca2bcc2 (このIDを非表示/違反報告)
ももいちご紅茶(プロフ) - すごい面白いです!読んでる時顔にやけます…w好きです!頑張って下さい! (2020年9月11日 13時) (レス) id: 4935a83b89 (このIDを非表示/違反報告)
紗奈 - 面白すぎます!源最新楽しみにしてます!!もしよかったら兄との絡みが見たいです (2020年4月23日 1時) (レス) id: 0bf5c2ae4b (このIDを非表示/違反報告)
- あの……貴方様は神ですか? (2020年4月5日 2時) (レス) id: f2a5c7d6f6 (このIDを非表示/違反報告)
もっけちゃん(プロフ) - 最初の、生徒会長と花子くんの絡みのところからもう面白いです!更新楽しみにしてます! (2020年3月20日 23時) (レス) id: 5bc881e2a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しらき | 作成日時:2019年8月27日 15時

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