10話 ページ11
諏訪｢あんたみんなからなんて呼ばれてるか知ってる？奴 隷だから！
なんでも言うこと聞く奴 隷！分かる？
誰もあんたの意見なんて求めてない！アンタは黙って私たちの言うこと聞いてりゃいいんだよ！｣
そして、そんな諏訪ちゃんの言葉から、みんなもつられて言いたい放題になっていった
宇佐美｢私は卑怯な真似してあいつにムカついたから話したくなかっただけ。それの何が悪いの！？｣
悪いに決まってるでしょ…
中尾｢薬使うようなやつと仲良くなりたくないよな｣
違う…影山ちゃんは薬なんて使ってない…
水越｢そうそう、自業自得でしょ｣
何も知らないくせに同意なんてしないでよ…
須永｢まぁスポンサーから金もらって豪遊してたって話も聞いたし、他にも探ればボロが出てくるんじゃね？｣
それは…ただの噂でしょ…！
(落ち着いて…落ち着け、自分。また誰かを傷つけてしまう。いつものテキトーで余裕な百瀬Aになるんだ)
だんだん影山澪奈への悪口が酷くなっていくたび、僕は怒りを抑えるのに精一杯だった。けど
甲斐｢あんなやつ、死んで当然だった｣
茅野｢ざ…な…ふざけんな…ふざけんじゃねぇ！！｣
そう言うと茅野ちゃんが、…あの茅野ちゃんが机をぶっ倒して甲斐くんのお腹に膝蹴りをかました。
(すごい…痛そう…)
周りのみんなも突然の出来事に唖然としている
茅野｢あんた達に何がわかるの！？澪奈の何がわかるの！？澪奈は凛としてて結局薬なんてやってなかったし…！
なのに情報に惑わされて、彼女を追い詰めたのはあんた達じゃない！なんで死んでまで澪奈の陰口言われなきゃいけないの！？
許さな…絶対許さない！
けど…一番許せないのは自分だ…。私は澪奈を被写体としか見ていなかった…。先生の言う通りあの手紙にはちゃんと意味があった。
さくらとは友達になれない…滲んでるの。“なれない”の文字が…澪奈の涙で滲んでるの。手紙を書いたのはきっと違うんだよって伝えたかったから。
ずっと友達だよって…伝えたかったから
私はそれを気付こうしなかった。気づかない振りをした。澪奈みたいにみんなに無視されるのが怖かったから…
私は澪奈のSOSを踏みにじった。澪奈が自 殺したのは私のせい…私のせいで澪奈は命をたった
ごめん…ごめんね澪奈ぁ｣
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林檎(プロフ) - ayuさん» コメントありがとうございます！須永くんカッコイイですよね…。更新できるようにがんばりたいと思います！ (2019年2月24日 9時) (
レス) id: c547f745a7 (このIDを非表示/違反報告)
ayu - コメント失礼します！私も須永くんが好きなので、この作品の続きが気になります！更新応援してます！ (2019年2月24日 1時) (レス) id: e1359604fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎* | 作成日時：2019年2月23日 23時
