1話 ページ2
キーン…コーン…カーン…コーン
(あー、予鈴なっちゃったなぁ)
とは言いつつも遅れるのはいつもの事なのでマイペースを保ちつつ教室へ向かった
(今日は屋上で昼寝しようと思ってなのになぁ)
そんなことを思っていると廊下で担任のぶっきー先生が魚住に押されてダンボールを撒き散らしていた。
百瀬「うわぁ…ぶっきーせんせー大丈夫ですか?」
柊「百瀬か、お前予鈴聞こえただろ…。急ぎなよ」
百瀬「手伝ってあげようと思ったなのに〜。それと、僕が予鈴なんかで急ぐとでも?」
柊「うーん…聞いた先生が馬鹿だった」
ダンボールを持ち直した先生は「HRには間に合うようにね」と言って美術室へ向かってしまった
ガチャガチャ…
(うん?開かない…?)
珍しく(ぎりぎり)間に合って、いつもの様に後ろから入ろうとするとなぜか扉が開かなかった。
茅野「あ、百瀬さん!そっちの扉壊れてるみたいだから…」
百瀬「へ〜そうなのね。教えてくれてありがと〜」
(壊れてるわけではなさそうだけど…)
(ん?あれって監査カメラ…?)
疑問には思ったけどとりあえず今の僕は
睡眠>扉あかない、カメラ だったので自分の席で寝ることにしたのだった…
石倉「おー間に合った間に合った〜」
柊「いや間に合ってないよ。遅刻だよ」
須永「ぶっきー少しくらい多めに見ろって!」
と先生を蹴り飛ばすと、ドアの方まで吹っ飛んで行った。
そんな光景を見てしまった僕は、寝る気を極限に失ってしまった。
(マジふざけんなぁ〜甲斐軍団)
なんて、口に出すほど勇気がないし、わざわざ苦手な人に関わる気もないから見て見ないふりをする。
(あぁ、最低だな〜僕)
そんな考えも、扉の鍵が閉まる音で現実に戻ることが出来た。
(みんなは…気づいてない…。)
すると突然先生が口を開き出した
柊「今日は大切なお知らせがあります。今から皆さんには人質になってもらいます」
ほんと、なんて最悪な日なのかなぁ
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林檎(プロフ) - ayuさん» コメントありがとうございます!須永くんカッコイイですよね…。更新できるようにがんばりたいと思います! (2019年2月24日 9時) (レス) id: c547f745a7 (このIDを非表示/違反報告)
ayu - コメント失礼します!私も須永くんが好きなので、この作品の続きが気になります!更新応援してます! (2019年2月24日 1時) (レス) id: e1359604fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:林檎* | 作成日時:2019年2月23日 23時