3×5=15の取扱説明書 (橙)

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その後西友から徳重のロータリー。
車が停車できるスペースがあるから
そこに車を停車した。




丸「100円ショップになっとる」



「4月にリニューアルしてお店変わっちゃった(笑)あの話書いてた時は、まだペットショップだったんだよ」



丸「そうなんや…。ここは駅なん？」




「そう。桜通線の徳重っていう駅。名駅まで1本で来れるから、話の中の青さんと、まるさんにここまで乗ってきてもらったの」




丸「そうなんか…。なぁ、めいえきって名古屋駅のこと？」



「そうそう。あたし名古屋駅ってあんま言わん」




丸「だからか！」




「えっ」



丸「瑠璃パーの章ちゃん、名古屋駅って言うやん？主人公ちゃん、名駅って言うやんか」



「うわっ。そんなとこまでバレとるが」



丸「ほんま、細かいなぁ」




「丸ちゃん、どんだけ読んどんの…引く」




丸「めっちゃ瑠璃パーにハマってんねん」




「嬉しいけど、ドン引き(笑)」





丸「これ、ドラマ化したら吠えるわ」



「する訳無いが(笑)」


その後、なつみと行くお店のモデルとなった
お店に向かった。



車でほんとに5分ぐらい。
駐車場に車を停めた。



「ここだよ」




丸「ここに俺は来たんやな」





「そう(笑)中入る？個室じゃないからやめとく？」




丸「中入らなくても充分やで。ありがとう」


「さてと、こんなもんかなぁ？」




丸「じゃあ、俺は帰ろうかな」




「どこまで送っていこう？」



丸「このままドーム行ったらヤバいかなぁ？」


「無理」



丸「せやなぁ。ドームの近くまで連れてって貰えたら、タクシー拾おうかな。大丈夫？」



「いいよ。あんまり人が居なさそうなとこで降ろすわ。あっ、フレンチトースト更新しとこ〜」



ピッとスマホでボタンを押す。



丸「Aちゃん、だいぶ先まで出来とる言うとったけど、いつもそんな先まで書くん？」



「そうだよ。基本的にラストまで話決めてるし、書くのもシリーズ二つ先ぐらいまで一気に書いて、毎回読んで、細かいところ直してアップするの」


丸「へぇ。瑠璃パーもあの最初のラスト決めとったってあとがき書いてあったなぁ」



「そう。最初から別れる前提で話作ったから」


丸「パート3の展開衝撃的やったで」


「あたしも、自分で何回も泣いたよ(笑)」


丸「マジか」




とりあえずドームに向けて車を出した。

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