66話 ページ30
カンナ｢っ！｣
『｢なに？あんたが私に愛見せてくれるの？無理だよね？死ぬのが怖いから無理だよね？だってあんた、すぐテンパるじゃん！？無理じゃん！！｣』
カンナはオトネに脅えだす。流石にまずいと思ったのか隣にいたケイジがカンナを庇うようにして前に立つ
『｢ほら今だってそうだ。誰かが守ってくれるとでも思ってんの？……あぁ、そうか…お前もだったなA……でもそうやって相手を弱くしてるのみーんな知らないんだもんねぇ｣』
ケイジ｢何が言いたい…｣
ケイジはオトネを睨みつけるようにして言った。
『｢そうだねぇ、言いたい事か。死人の上に立つ気持ちはどんなの？w｣』
そう言った瞬間、ケイジはオトネの胸倉を掴んだ。
ケイジ｢Aちゃんの顔でそんなことを言うな｣
『｢い、痛いです……ケイジさん、！｣』
ケイジ｢、！Aちゃん！？｣
『｢なわけねぇだろバアァァアカ！！｣』
そう言ってオトネはケイジの手を目掛けて蹴りをいれる。その衝撃でケイジはAの服を離した
『｢あんたら本当にお人好しばっか……！！笑っちゃうね！！あ、もう笑ってたわ！！｣』
ここにいる誰もがオトネを見てこう思っだろう。
狂ってる
と……だがそれはオトネ自身が1番わかっているのだろう。
『｢ま、今はそんな事言ってる場合じゃないんだった……サァラちゃぁん♪｣』
オトネはサラへ視線を向ける。
サラ｢……｣
『｢本題に戻るよ……サラちゃん♪｣』
Qタロウ｢サラは後ろに隠れてろ！｣
そう言ってケイジとQタロウはサラを守るように動く。オトネはそれを見て……
『｢(あぁ……サラちゃん。やっぱり君は)｣』
羨ましい
サラの顔は下を向いていてよく見えなかった。
だが、その顔は今、ゆっくりと上がってきている。
どんな顔をしているのだろう。その言葉がオトネの頭の中にこだまする。
そして、
『｢え……？｣』
サラ｢……｣
サラの顔が表を向いた時、オトネは驚いた顔をした。何故なら、サラが覚悟を決めたような顔をしていたからだ。
『｢(なに…その顔……)｣』
この顔にはオトネも困惑した。今まで見てきた人間は全員、絶望した顔をしていた。なのに……
サラの姿は今までと違う、今この状況には似つかわしくない顔をしていた。そしてサラはオトネがもっと困惑する言葉を投下した。
サラ｢いいぞ｣
『｢え？｣』
サラ｢だから｣
私を殺していいぞ
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Rukia (ゆっくりゆる) - な、なんで……ソウさん×すんっ?! いくら面白くても許せんわ(誰目線) (2021年2月27日 18時) (
レス) id: 2e12baa0e6 (このIDを非表示/違反報告)
トギリ(プロフ) - 匿名さん» ありがとうございます！課題！！もう頑張りました！！これからも更新頑張りますね！ (2020年9月2日 22時) (レス) id: 735f3d0df8 (このIDを非表示/違反報告)
トギリ(プロフ) - 桜彩さん» ありがとうございます！！楽しみだなんて言って貰えて作者は禿げることしか出来ません(？？)！！ (2020年9月2日 22時) (レス) id: 735f3d0df8 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - トギリさん» お帰りなさい！！(( 課題お疲れ様でした！更新嬉しいです…！ これからも応援してます！ (2020年8月31日 23時) (レス) id: cc998c0500 (このIDを非表示/違反報告)
桜彩 - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2020年8月31日 22時) (レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トギリ | 作成日時：2020年7月28日 18時
