39話 ページ3
……私？me？へ？
ちょっと待て。私また何かしたの？……記憶にないんだけど。
ソウ｢意味が分からないって顔してるね……僕はね、君の役職について疑問があるんだ｣
役職？私の？
私は自分のタブレットを見た。そこにはしっかりと
`平民`の文字が映し出されている。
『(なんか変かな…？)』
ソウ｢Aさん……本当は平民じゃないでしょ？｣
ナオ｢え！？｣
Qタロウ｢な、なんじゃとぉぉ！？｣
おい待て、
『何を言うのかと思ったら…私は平民ですよ』
ソウ｢あぁ、ごめんね。言葉が足りなかったよ……正確に言えば、`最初`の役職は平民じゃなかったでしょ？って事｣
なんでソウさんがその事知ってんだ？
嘘…？いやでもあの顔…嘘をついている様には見えない。でも何故このタイミングで？
ソウ｢無言…てことは肯定って意味で捉えていいよね？｣
とりあえず今考えるのはよそう
『まさか…私は平民のままですよ。最初から最後まで…ね？』
レコ｢そうだぜ！？Aはここに来て役職を聞かれた時、``私は平民のままです``って言ってただろ！！｣
ソウ｢それが嘘だとしたら？もし平民ではなく、身代だったら僕達は全員死ぬよ？｣
ソウさんのその一言で、レコさんはたじろぐ。
ソウ｢僕だって、Aさんを疑いたくないよ？でも、そこはやっぱりハッキリさせとかないといけないと思うんだ……ね？サラさんもそう思うよね｣
なんでそこでサラちゃんに振るんだ？
私はそんな疑問を抱きながらもサラちゃんの方を見た
『……サラちゃん？』
サラちゃんは何か思い詰めた様な顔をしながら下を向いていた
ギン｢サ、サラ姉ちゃん？｣
ソウ｢サラさんだって、思い当たる節があるから…そんな顔をしてるんでしょ？｣
サラ｢そ、それは…！｣
サラちゃんはソウさんのその言葉に否定も肯定もしなかった
いや、これはヤバい。
この輪の中で中心人物であるサラちゃんに疑われてしまえば私の負けは確定だ。このゲームでサラちゃんを敵に回してはいけないのは、私が一番よくわかってるだろ
『…サラちゃん？もしかして、私を疑っているの？』
サラ｢ち、違う！違うんだが……｣
そう言ってサラちゃんはまた顔を伏せる。
ソウ｢ほら、ここでハッキリ言わないとAさんや皆の為にもさ？ね、サラさん…｣
サラちゃんは口をモゴモゴとさせている
……長い沈黙の後、言葉を紡ぎ始めた。
サラ｢…A｣
『なに？サラちゃん…』
サラ｢お前は……嘘をついているのか？｣
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Rukia (ゆっくりゆる) - な、なんで……ソウさん×すんっ?! いくら面白くても許せんわ(誰目線) (2021年2月27日 18時) (
レス) id: 2e12baa0e6 (このIDを非表示/違反報告)
トギリ(プロフ) - 匿名さん» ありがとうございます！課題！！もう頑張りました！！これからも更新頑張りますね！ (2020年9月2日 22時) (レス) id: 735f3d0df8 (このIDを非表示/違反報告)
トギリ(プロフ) - 桜彩さん» ありがとうございます！！楽しみだなんて言って貰えて作者は禿げることしか出来ません(？？)！！ (2020年9月2日 22時) (レス) id: 735f3d0df8 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - トギリさん» お帰りなさい！！(( 課題お疲れ様でした！更新嬉しいです…！ これからも応援してます！ (2020年8月31日 23時) (レス) id: cc998c0500 (このIDを非表示/違反報告)
桜彩 - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2020年8月31日 22時) (レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トギリ | 作成日時：2020年7月28日 18時
