51話 ページ15
……え、？裏、、？
『裏なんて……』
1人放心状態の私を置いて、サラちゃんは4枚目の裏を見た。
サラ｢これは……名前か？まるで後から付け足されたように書かれているな｣
カンナ｢なんて、書かれてたんですか？｣
サラ｢……オ、トネ……オトネ？｣
『……んで、』
気づけば私は机の上に手のひら叩きつけていた
ケイジ｢Aちゃん？｣
なんで、なんで、なんで、なんで、なんで、
『なんでッ！！』
サラ｢A？｣
レコ｢どうした？A！｣
『どうして……その名前が、書いてあるの？』
私はその名前を知っている。
何故知っているのかは分からない……でも知っている。自分でもおかしな事を言っているのは分かる。
でも、だって、その名前は
『その名前は…書いていていいものじゃ……』
サラ｢！？どう言う事だ！A！！｣
『！！(まずい！)』
私は咄嗟に顔を背けた。
サラ｢今、言ったことは本当なのか！？｣
レコ｢A……どう言う事だ？｣
私の両隣であるサラちゃんとレコさんには聞こえていたようだ。
『(バカバカバカ！！なんで喋っちゃったんだよ！！)』
この名前は、余り人には知られたくないものだった。
私はその名前の人物を、 `よく知っている`。そう、嫌な程に
『(なんであのタイミングで思い出したんだか……)』
ホント、つくづく自分が嫌になる。
サラ｢A……お前はこの人物を、知っているのか？｣
Qタロウ｢おい、サラ！さっきから何を言うとるんじゃ！？｣
ギン｢僕達からは遠くて聞こえなかったワン！｣
『……あなた達は…知らなくていい事です』
サラ｢な！？｣
ケイジ｢おまわりさん達は知らなくていいって……どういうことだい？｣
ナオ｢そうですよ！Aちゃん！今はそんな事を言ってる場合じゃ！！｣
『これを知ったら！！』
私はナオさんの言葉を遮り、フロアに広がる様な大声で喋る。
『これを知ってしまったら…あなた達は、私を…`殺すでしょう`？』
ソウ｢！！サラさん、そのオトネって人の職業は！？｣
サラ｢え？職業ですか？｣
サラはちらりとAを見る。が、Aは何の反応もせず、ただ下を向いていた。
サラ｢えっと……職業は……え？｣
サラはオトネの職業を見た途端、固まってしまった。
Qタロウ｢ど、どうしたんだ？サラ？｣
ナオ｢サラさん？｣
ケイジ｢……ちょっとごめんよ、サラちゃん｣
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Rukia (ゆっくりゆる) - な、なんで……ソウさん×すんっ?! いくら面白くても許せんわ(誰目線) (2021年2月27日 18時) (
レス) id: 2e12baa0e6 (このIDを非表示/違反報告)
トギリ(プロフ) - 匿名さん» ありがとうございます！課題！！もう頑張りました！！これからも更新頑張りますね！ (2020年9月2日 22時) (レス) id: 735f3d0df8 (このIDを非表示/違反報告)
トギリ(プロフ) - 桜彩さん» ありがとうございます！！楽しみだなんて言って貰えて作者は禿げることしか出来ません(？？)！！ (2020年9月2日 22時) (レス) id: 735f3d0df8 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - トギリさん» お帰りなさい！！(( 課題お疲れ様でした！更新嬉しいです…！ これからも応援してます！ (2020年8月31日 23時) (レス) id: cc998c0500 (このIDを非表示/違反報告)
桜彩 - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2020年8月31日 22時) (レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トギリ | 作成日時：2020年7月28日 18時
