影山飛雄は番犬である【ハイキュー】

強豪 ページ35

月島「そんなに威嚇しちゃダメですよ田中さ〜ん。ほらぁ、エリートの方々がビックリして可愛そうじゃないですかぁ」

田中「おうそうだな。いじめるのは試合中だけにしてやらねぇと」

澤村「あっ！お前らちょっと目を離した隙に！」



澤村さんが来た瞬間、月島くんはそそくさと退散する。
月島くん上手いなぁ…



影山「おい、金田一とアイツに何かされたんじゃねぇだろうな」

『そ、そんなんじゃないよ！大丈夫』



飛雄は相変わらずの心配性だ。



金田一「…久しぶりだな、王様」

影山「…」



金田一の言葉に飛雄の足が止まる。




金田一「烏野(そっち)でどんな独裁政権敷いてんのか、楽しみにしてるわ」

『…』

影山「………あぁ」



飛雄の落ち着いた返しにとりあえず安心。
体育館に入ると、デカイ人たちがもの凄いスパイクやブロック、レシーブをしていた。

ひぇぇ…これが強豪かぁ…

すると、近くのコートで国見を発見した。
目が合ったのでニコリと笑って手を振ると、目を逸らされた。

国見もちょっと身長伸びた…かな？



日向「デカイッ…体育館も人もッ…！！」

『あ、日向。大丈夫？』

日向「だ、だいぶ…」



本当に大丈夫だろうか…

試合開始→←喰い散らかすぞ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す