影山飛雄は番犬である【ハイキュー】

喰い散らかすぞ ページ34

『わー！大きくなったね金田一！』

金田一「Aは変わんないな」

『い、一応２センチくらいは伸びたし！』



金田一はこれからもっとデカくなるんだろうなぁ…



『そういえば国見は…』

？「なんだよ金田一！この可愛いマネージャーと知り合いなのか？」

金田一「あ…えっと、さっき話してた影山の幼馴染で…」

『と、戸部Aです』

？「俺、矢巾秀！よろしくな」

『あ、はい！』



金田一が敬語って事は…先輩かな？
ちょっと及川さんみたいな感じだな…




金田一「そういえばいつも横にいる奴はどうした？」

『飛雄のこと？』



そう言うと金田一はうなづく。



『あはは…実は…迷子で…』

金田一「おいおい…」



金田一は呆れたように笑う。



矢巾「そういやさAちゃん、烏野っていやぁさー、ガラの悪そうな坊主居なかった？」

『い、ますけど…？』



田中さんのことかな？



金田一「烏野ってそんな人いるんスか？」

矢巾「おー、まぁ試合でもそんな強くなかったしさ烏野。イメージつかねぇわ」



そんな会話をしながら歩いていると、曲がり角から田中さんがヌッと出て来た。
思わず肩が震えた。

すると、田中さんの後ろから飛雄が出て来た。



影山「A…！！探したぞ」

『ごめん飛雄…大丈夫だよ』



急いで飛雄の元に走る。
矢巾さんと金田一はさっきまで烏野の事を言っていた所為か、気まづそうだ。



田中「あんま烏野(ウチ)をナメてっと…」



カラスが鳴いた。



田中「喰い散らかすぞ」

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