影山飛雄は番犬である【ハイキュー】

カッコ良かったです ページ31

２試合目も日向と飛雄の速攻で、勝つことが出来た。
試合が終わると、飛雄は一目散にこちらに向かって来た。



影山「A！！見てたか！？」

『う、うん』

影山「どうだった！？」



飛雄のこの顔は、何度だって見てきた。
でも、飽きたりしない。

むしろ、なんだか、私まで嬉しくなってくるほど。



『うん！飛雄！今回もカッコ良かったです！』

影山「ッッ〜〜！おう！！」



嬉しそう。
子供のような表情の飛雄に思わず笑みが零れる。



月島「…王様ってお子様だねぇ…((ボソッ」

影山「あ？んだとボケ！」

日向「喧嘩するな！また追い出されるぞ！」

『日向！声デカイよ！』



そんな話をしていると、



澤村「清水、アレもう届いてたよな？」

『アレ？』



潔子さんが段ボールから出したのは黒いジャージ。
背中に【烏野高校排球部】と書かれている。



『わー…！』

日向「スッゲ〜！」



ジャージだ…！！
超かっこいい！

黒のジャージを羽織り、クルクルと回っていると、飛雄がこっちに向かって来た。



影山「…A」

『ん？なあに？飛雄』

影山「いや、あの…き、昨日……す、すんませ……ご、ごめ…っ…」



飛雄ったらも〜…！！
私が何か言おうと口を開くと、



影山「スンマセンしたァァァ！！」

日向「！？」

一同「「…」」



体育館が静まり返る。




『と、飛雄！声デカイ！』

影山「お、おぉ…悪い」



飛雄…なんか私が悪いみたいな空気にしないでよ…



『そ、それよりさ飛雄！あのトスすごいね！日向も！』

日向「まぁな！」

影山「実戦で使ってみてぇよな…練習試合とか…」

『練習試合かぁ！いいねぇ』



そんな話をしていると、



？「組めたよー！！！」



突然体育館に入ってきた先生。
入学式で見た。

確か名前は…武田先生…？



武田「練習試合！！相手は県ベスト4の青葉城西！！」




県ベスト4…！？

フルセッター→←目ぇ瞑ってた

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す