高まる体温と高揚感 夢の階段ラストスパート駆け上がれ ページ10
(身体が熱い……でも…どんどんステージに立ちたい…皆の前に出たいって気持ちが強くなる…)
一葉「泉、行ける？」
『はい…』
支えられていたトミサキから離れると足に力を入れ今までのフラつきがなかったかのように毅然とステージに向かって歩いていく
トミ(襲名熱…AKBオリジナルメンバーの魂を受け継ぐときに出る拒絶反応。この苦難を乗り越え先聖センセイに認められたものが初代の名を受け継ぐことが出来る。頑張りなさい緑谷くん)
一葉「『こんばんわぁー！本日の前座を務めます』」
一葉「第72.5期研究生
『そして73期研究生緑谷泉です！』
ﾌｧﾝ「「「うおおおおおお！！！一葉ちゃーーーん！！！泉−−−−！！」」」
『……っっっそれでは聞いてください』
一葉「『檸檬の年頃』」
熱で足元がぐらついたがなんとか持ち直し曲名が言えた。
イントロの際マイクに入らない音量で声をかけるが今の泉には今はただ頷くことが精いっぱいだった
『教室の窓辺には〜…日差しの砂時計♪あなたを待ってる時間が影になる〜♪』
一葉「グラウンドを走るユニフォーム姿を…カーテンに隠れて切なく眺めた♪」
サビに近づくにつれて泉の周りにある変化が見えた
周りにいるキララ達が一斉に輝きだし、ファンが持っているサイリウムライトと相まって会場は光の海に変化する
ﾌｧﾝA「今日の泉めっちゃ輝いてるーー」
ﾌｧﾝB「泉ーー！！綺麗だぞーーー」
一葉「『青い檸檬そっと〜若すぎる果実は〜もどかしいこの年頃〜』」
歌い終える頃会場はメイン公演と変わらないくらい興奮に包まれた
一礼をして袖にはけると、客席から見えなくなった位置で膝から崩れるように倒れこんだ
前田「お疲れ様、泉。トミサキさんあとお願いします」
トミ「えぇ。さあ今からがメインです。今夜も来てくれた皆さんに愛と歌を届けましょう」
襲名「「「はい！！」」」
襲名メンバーが大きく頷いたタイミングでメイン公演の開始を告げるOver Tuneが設置してあるスピーカーから流れ出した。
《A!K!B!00!48〜♪‼》
メイン公演が始まる音と、前座とは比べ物にならない会場の湧き上がりを感じながら体力の限界に来た泉は意識を手放した
名を受け継ぐ者→←夢へのチャンスをつかむために今やるべきことを
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さなちか(プロフ) - 人形師さん» コメントありがとうございます。上手く混合出来るよう頑張ります (2020年3月14日 8時) (
レス) id: 16e5df64cf (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 凄く面白いです！00もヒロアカ大好きな作品なのでコラボがあってとてもうれしいです！更新待ってます頑張ってください！ (2020年3月14日 0時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
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