【募集企画】東方幻想記録物語 4巻 (ページ29)

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説明　零魔ページ29

夜音姉さんが部屋にくる少し前……

「……夜音姉さんにどう伝えるかな」

現在僕、霧雨零魔は自分の部屋にてどうやって夜音姉さんに協力を頼むかを考えていた。
前に香霖堂に行った時には姉さんがいると自由に調べ物ができないって言ったけど……
流石に今回はそうもいかないか？

「夜音姉さん！ちょっと部屋に来てくれ！」

とりあえず夜音姉さんを部屋に招かないと話になんねーな！
ちなみに僕の部屋は魔理沙姉さんとは違ってしっかりと整理されている。
まあ、僕の部屋って`普通`の本と幻想郷の地図(最短で移動するためのもの)と
生活に必要なものしかないんだけどな！
ホントにたまに魔導書があるけどな！

「分かった！」

さて、夜音姉さんは納得してくれるかな～
納得しなかったら真実話すしかないけど……

～そして現在～
とりあえず夜音姉さんを部屋に招くことは成功した。
そして次は夜音姉さんに協力を頼まないとな！
よし、それじゃあいっちょやってやるか！

「夜音姉さん、協力してくれないか？」

いつもの様な笑顔を意識しながら言ったんだけど……
どうんな反応するかな……

「協力してって……どういう事？」

やっぱ長い付き合いだから察してるな！
まあ、あらかじめ考えてた内容を話せば何とかなるか！

「別にそんな重要な事じゃないんだけどな！
　ほら、この間調べ物があるって言って香霖堂に向かったじゃんか！
　やっぱ姉さんがいると集中できないって言うか……
　だからさ、夜音姉さんには魔理沙姉さんの注意をそらしておいてほしいんだ！
　もちろんやる事が終わったら事情は話すぜ！」

うん、嘘はついてないからセーフだ！多分な！
まあ、やる事やって無事かって聞かれると無事じゃない気がするけどな……