初恋は君の笑み。【月明&抹茶オムライス】オリジナル小説 (ページ15)

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11話特別競技 in織斗side ページ15

織斗side

俺の好きな国語の授業がなくなって、体育祭の種目決めになった。

……ショックだ。

今は特別競技の選手決め。
特別競技は、毎年クラスで男女3人ずつ組別に集まって、ダンスで競い合う。

今年のテーマはワルツだそうだ。

男子A「先生！俺宮川推薦する！！」

女子A「私は雨神君を推薦しまーす！！」

……やりたい。

実は、父さんと母さんは元々、プロのダンサーだ。

特にワルツが得意で2人で出場しては優勝して帰ってきた。

家でも時々見せてくれたっけ。

「先生。俺、やりたいです。」

女子達「「「「「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！」」」」」

…なんか聞こえるけど無視無視。

先生「お！やってくれるか雨神！！」

女子B「雨神君のワルツとか絶対絵になるじゃん！！」

なるわけないでしょ。

女子C「体育祭やだったけど楽しみになったぁ～！！」

それはよかった。

女子D「先生ー！私も特別競技出たいでーす！！」

それはありがたい。
女子1人も決まってない。

男子B「お前、雨神に釣り合うのか？w」

いや釣り合うって何？

男子C「先生！宮川がいいと思います！！」

宮川さんとワルツ…やばいやばい赤くなる……！！

……ん？

宮川さん寝てない？

男子B「先生ー！宮川が寝てまーす！」

当の本人寝てたよ。まさかの。