【REBORN】能ある鷹は爪を隠す 2 (ページ5)

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53話ページ5

家に帰る途中のことだった。大きな本を持った不思議な雰囲気の子供にぶつかった

『うわっ?!…ごめんね！大丈夫？』

「うん…！あ！A姉だ！僕ずっと会いたかったんだ！」

だ、誰だこの子は……こういう不思議な感じの子ってだいたいリボーンの知り合いだよな…

「当たりだぞ」

『リボーン!! この子誰？』

「こいつはランキングを作らせたら右に出るものがいないというランキングフゥ太っていう情報屋だ」

また変なのが来たなー

「フゥ太が作るランキングの的中率は100%だからな。それだけにマフィアの戦略データの価値が高く、最も多くのランキングを収録しているフゥ太のランキングブックを手に入れれば世界を取れるとも言われてるんだ」

『おっかないな……んで、そのランキングフゥ太はなんで私に会いたかったの？』

「実は僕今マフィアに狙われてて…だから匿って欲しいんだ！」

『え!?マフィアに狙われてる!?』

こんな小さい子を…とりあえずここにいたら危険だよね…

『わかったよ…とにかくいったん家に帰ろうか。ここにいたらそのマフィアに見つかっちゃうかもしれないし』

かありがとうA姉!!」

『そうだ、フゥ太これ付けなよ』

私はかけていたメガネをフゥ太に渡す

『意味あるかわかんないけど変装的な？無いよりはマシかなって思うし。度数低いからかけてもそんな気持ち悪くならないと思うよ』

「ありがとう！さすが気が利く人ランキング8万6千202人中5位」

『なにそのランキング!?』

「あとね、A姉だけじゃなくてツナ兄にも匿うのお願いしたいんだ。A姉とツナ兄は組み合わせたら最強の双子ランキングで1位なんだ」

『そんなにランキングもあるのか…』

「他にもあるよ！えっとねー」

フゥ太は大きな本を広げようとする

『ちょっと待って！ここで見なくてもいいから！とりあえず家に行こうよ！』

マイペースだな…

私達は周りを気にしながら家に帰った