60話 ページ12
『おはようロンシャン、冬美。また同じクラスになったね』
「今年もまたよろしくね！頼りにしてるよ！」
「はいはーい沢田ちゃん！またまたよろしくね！んでそっちの沢田ちゃんは初めましてだね！同じクラスになったのも何かの縁だね。お互いがんばろーよ！」
「え…オレ？」
「そーだよ、ボンゴレ10代目候補。どっちがボスになるのかなー？」
『綱吉がなります』
ロンシャンの質問に私は即答する
「おいA！！」
「そーなんだ！オレてっきり沢田ちゃんがやるのかと思ってたよ！」
ロンシャンはそう言って私の背中をバシバシ叩く
「沢田ちゃんってどっちのこと言ってんのかわかんなくなるよロンシャン」
「確かに！！んじゃこれからAちゃんって呼ぶわ！沢田ちゃんは沢田ちゃんでいいや！」
「綱吉君だけ苗字なの謎だな」
「改めまして、オレ マフィア トマゾファミリー8代目候補 内藤ロンシャン。よろしくねー」
ロンシャンは綱吉の手を取り激しく握手をする
「な、何言ってんのかな？オレ、マフィアとかなんの事だかさっぱり……」
「っかー！！何それボンゴレギャグ？あらあちまんない、あらつまんない」
朝からこのノリはさすがに疲れるよ……もうほっとこう
『ボス同士仲良く交流深めといてくださいな。私は先に教室に行ってるんで』
「ちょ！A!?」
「あらあら先に行っちゃうの？つれないなー！」
「待ってよA〜！」
私は綱吉とロンシャンをおいて冬美と一緒に先に校内へ入っていった
「Aって何か入りたい委員会とかってある？」
『特にないけど』
「じゃあ一緒に風紀委員に…」
『却下』
「即答?!いいじゃん入ったって!！」
『やだよ…風紀委員って不良の集まりみたいでなんか怖いし…雲雀さんに咬み殺されたくないし…ただでさえ綱吉のせいで目をつけられてるってのに…』
「あー…それはどんまいだわ。仕方ない、Aがやらないなら諦めるか」
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作者名：凛蓮 | 作成日時：2019年11月8日 0時
