62.遊園地 ページ12
その後も、
皆は、色々なジェットコースターに
乗っていたが、
俺は、それを見ているだけだった。
「ちょっと、休憩しよう。」
と、カンタの声で、
近くのベンチに腰を下ろす6人。
「喉乾いたからなんか買ってくるわ。」
俺はそう言い、腰をあげる。
「何飲みたい?」
と、皆に聞いた。
「俺、コーラ。」
と、カンタ。
「僕、お茶。」
と、Pさん。
「俺も、コーラ。」
と、キイチ。
『...じゃ、じゃあ私、カルピスがいいです。』
と、Aちゃんが言った。
「覚えらんねぇから、着いてきて。」
本当は、覚えられっけど、
ただの、2人になる為の口実。
『わかりました...//』
と、Aちゃんは返事した。
「まんずは何がいい?」
「ファンタグレープがいいです。」
まんずの返事を聞き、
「よし、行くぞ。」
と、言い、
Aちゃんと一緒に、
自販機に向かった。
自販機に着き、
頼まれたものを買っていく。
覚えらんねぇから、着いてきて
つったのに、
何も聞かれないから、
少し戸惑っているAちゃん。
6人分のジュース買い終わり、
『あ、私半分持ちます。』
と、言われた。
「俺一人で持てっから。」
さらに戸惑っているAちゃん。
見ていて少し可笑しくなった。
「Aはさ、」
俺は口を開いた。
そして、また呼び捨てにしてみた。
『...な、何ですか?//』
呼び捨てにされたからか、
また少し顔を赤らめたAちゃん。
「Aは、今彼氏いないの?」
ずっと気になっていたことを、
聞いてみた。
『...い、いないです...//』
少し震えた声で言うAちゃん。
「ふーん。そうなんだ。」
俺は少しホッとしつつ、
「作んねぇの?」
言った。
何故か、更に顔を赤らめる
Aちゃん。
...なんかもう、
そんな可愛い反応されたら、
好きって伝えたくなっちまうな。
『...//えーっと...作ろうと思って出来るものじゃないですし...//』
「まぁ、それもそうだよな。」
...好きって、伝えたら、
Aは、どんな反応するかな。
Aは、
俺のことを、どう思っているんだろう。
...ただの、Pさんの、
兄の先輩...?
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渚(プロフ) - クレラップさん» ありがとうございます(o>ω<o) (2018年10月18日 19時) (レス) id: 804e85b623 (このIDを非表示/違反報告)
クレラップ - 私の誕生日が11月12日なのでシンクロしてるみたいで良かったでございます! (2018年10月9日 18時) (レス) id: 246ba15d53 (このIDを非表示/違反報告)
渚(プロフ) - 蛍さん» ご指摘ありがとうございます!編集致しました!!読んでいただき、ありがとうございます( ^ω^ ) (2018年9月22日 20時) (レス) id: 9443f06e46 (このIDを非表示/違反報告)
渚(プロフ) - マカロンさん» コメントありがとうございます♪1番好きと言っていただけて、凄く嬉しいです♪書いてよかったです(o^^o) (2018年9月22日 20時) (レス) id: 9443f06e46 (このIDを非表示/違反報告)
蛍(プロフ) - 完結おめでとうございます! いきなりですみません。 64話のところで、 誤「名前)がしがみついてきたから」 となっていて、変換されていませんでした。 正「(名前)がしがみついてきたから」 ではないでしょうか? 口出ししてすみません。。 (2018年9月22日 19時) (レス) id: 0221116321 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:渚 | 作成日時:2018年9月20日 21時