6.シュークリーム ページ6
家から1番近いコンビニへ行き、
シュークリームを買い、家に戻る。
リビングに入るとAちゃんがいなかったので、
シュークリームの袋にAと書いて、
冷蔵庫に入れて、
俺は自分の部屋に行った。
日常動画の編集をしていると、
「トミー！いる？」
ノック音がした後すぐにカンタの声がした。
「なにー？」
俺が返事をすると、
「ちょっといい？」
なんだろ...
撮影かな。
部屋の扉を開ける。
「なに？撮影？...あ、」
カンタの隣にAちゃんがいたので、
Aちゃんの方へ視線を落とした。
「Aちゃんが用があるって。」
そうカンタは言い、
リビングの方へ向かった。
俺はカンタが行ったのを確認して、
「どうした？」
と、Aちゃんに尋ねた。
『あっ、シュークリームありがとうございます。』
ニコッと笑って言うAちゃん。
「あー。気にすんな。元々俺が食ったのが悪いしな。」
『名前もちゃんと書いてくれて嬉しいです。』
Aちゃんが、
とびっきりの笑顔でそう言うもんだから、
ちょっと、ドキッと胸の音がした気がして、
少し恥ずかしくなって、
「これからは名前書くの忘れんなよ。」
と言って、恥ずかしさを隠すため、
Aちゃんの頭に手を置きポンポンした。
Aちゃんは、下を向き、
何も言わなくなってしまった。
...もしかして、頭ポンポンされて照れてる？
そう思ったら、
少し俺の中の意地悪心が出てきて、
「ん？Aちゃん...？どした？」
と言って、少し屈んで、
Aちゃんの顔を覗き込むよう顔を近づけた。
Aちゃん少し顔赤い...
一瞬目が合ったが、
『...っ//』
すぐに逸らされて、
『...しゅ...シュークリーム、ありがとうございます//』
と言って頭を下げ、
下を向いたまま走って行ってしまった。
Aちゃんのその反応を見て、
「にひひ、可愛いな...」
と、ふと呟いていた。
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渚(プロフ) - キョロさん» ありがとうございます♪いつか書けるように頑張ります！！ (2018年9月24日 12時) (
レス) id: 014937c44e (このIDを非表示/違反報告)
キョロ(プロフ) - シリーズ全部読んでました！トミー視点でのお話も素敵ですね！いつか2人がお付き合いしてからのお話も読んでみたいです！ (2018年9月22日 23時) (レス) id: 30fe219f04 (このIDを非表示/違反報告)
渚(プロフ) - 知乃さん» ありがとうございます(^-^)兄の先輩では明かされなかった部分を明かしていこうと思います♪もっと楽しんで貰えるように頑張ります！ (2018年9月18日 4時) (レス) id: 158910ed9d (このIDを非表示/違反報告)
渚(プロフ) - 優さん» コメントありがとうございます♪更新頑張ります！！ (2018年9月18日 4時) (レス) id: 158910ed9d (このIDを非表示/違反報告)
知乃 - あのシーンはどーゆー展開でああなったんだろって思うところとか沢山あったのでトミー視点で知れてよかったです！！！渚さんの作品すごく面白くてもう既に投票してあるのに、ついつい更新される度に押しちゃうんですよね汗笑笑次の更新も楽しみにしてますっ！！ (2018年9月18日 1時) (レス) id: 713d1b935d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：渚 | 作成日時：2018年8月28日 20時
