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46.浴衣 ページ46
8月に入り花火大会はもうすぐ...。
なんか色々あって、
花火大会に行く気分じゃない...。
奈菜美ちゃんと、トミーさん。
私の入る隙なんて...。
そんなことを考えながら、リビングへ行くと、
お兄ちゃんがいて、
｢A、はい。｣
と言って、大きめの袋を渡された。
『ん？何これ？』
｢開けてみ。｣
私は大きめの袋を開けた。
『...えっ？あ、これ私が欲しかった浴衣...。』
袋を開けると、
私がネットで探した時に
一目惚れした浴衣があった。
でも、これ値段が高くて、
結局諦めたやつ...。
｢浴衣買えなかったでしょ？｣
『うん。お兄ちゃんが買ってくれたの？』
お兄ちゃんは少し私から視線を逸らしながら、
「んー、まぁ、ねっ。」
と言った。
『お兄ちゃん、ありがとう♪』
花火大会行く気なくなってたけど、
一目惚れした浴衣を、
お兄ちゃんが買ってくれてて、
私は花火大会が少し楽しみになっていた。
この浴衣...トミーさんに見せたいな。
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渚(プロフ) - とこたんとみさん» コメントありがとうございます( ^ω^ )面白いと言っていただけて嬉しです♪ (2019年7月7日 2時) (
レス) id: 4fccf6bd12 (このIDを非表示/違反報告)
とこたんとみ(プロフ) - とっても面白いです！！！！ (2019年6月11日 1時) (レス) id: f614e63378 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：渚 | 作成日時：2018年8月3日 5時
