【轟焦凍】【爆豪勝己】溺愛吸血鬼と俺様王子 (ページ6)

今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:84,369 hit

story6 ページ6

．

『ブフォっっ』

「なんやなんや！？」

ドアノブに手をかけたらドアが勢いよく開いて顔面強打

鼻痛い……

「わっ！もしかしてこの子なん！？ネックレスとれなかったっていう…」

「"この子"じゃないよ！姫だよ麗日さん！」

「確かにそういうことになるやね！間違えてごめんな～」

『は……はぁ…？』

もうわかんないよ何もかも！

でもとりあえず目の前の女の人が可愛い
それは目が腐っていなければ誰でもわかる

『あの…コスプレ好きなんですか？』

魔女の格好をして杖も持っているから憧れとかがあるんだろう

別に聞いちゃ悪いことではないはず

「こ、コスプレ！？なんやそれ！うちは魔女だから魔女らしく魔女っぽい格好をしてるだけやよ？！」

魔女って何回言うんですか！！

てか本物の魔女なんですか貴方！

はぁぁぁ…もうやばい……頭がくらくらする

「この子もしかして生きてる子なん？」

「だと思うよ、死逝犬に襲われそうになってたし…」

出たよ、しゆけん

というか意味のわからないことを当たり前のように話すのそろそろやめてくれませんかね？！

「あ、うちは麗日お茶子！魔女やよ！」

「あ、僕は緑谷出久！幽霊だよ！」

麗日さんは初めてだから自己紹介するのわかるけど
ちょっと緑谷さん？！あなたさっきも自己紹介しましたよね？！！

しかも二人でおんなじ感じで言うのやめてくれますか！笑っちゃうんですけど？！

でもまあ……

『あ、私は樋口A！姫……？です！』

やばい、頭狂ってるな私。

……そうだ！忘れさせようとしてるかもしれないですけど

緑谷さんのことまだ恨んでますからね！？

「麗日さん、よろしく頼んだよ！」

くぅぅぅぅぅ！！！

無かったことにしやがって……！！って何を…？