第五訓.一度した約束は死んでも守れってかっこいいけど、私的には死んでもらったら困る ページ35
沖田side
「おはよう総悟、始末書書こうね」
そう言って黒い笑みを浮かべるコイツ。何が女でィ。
「お断りでィ、んなもん土方にやらせときゃいいんでィ」
「そうなんだけど土方さんもう過労死しそうだから」
いや、お前もそう思ってたのかよ。
「じゃあてめェが書きゃいいだろィ。てか、夜に女一人で男の部屋来んじゃねーぞ。朝だからまだしも…」
「なんで?」
「なんでって、そりゃ…」
これは言っちゃっていい感じか?ダメな感じか?いや、ダメだ。
「そりゃ、一人で入って金ぶんどられでもしたらどうすんでィ」
コイツなら適当なこと言っといても信じるだろ。
「……たしかに、総悟ならやりかねない」
こんのクソアマ…………
「じゃあ、今度からは気を付けるね!ということでこれ、置いてくね!」
たとえ置いっていっても俺はやらない、それが俺の信条なんでィ。ということでこれは土方コノヤローの部屋にでも置いてくるか。
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・→←番外篇.(第三訓と第四訓の兼用ってことでよろしくお願いします)こんなに第三訓が長くなるなんて思いもしなかった作者の様子:返事がない、ただの屍のようだ
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作者名:花遥 | 作成日時:2019年10月3日 22時