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焦凍side
朝。
いつも通りの朝とは少し違う朝を迎えた俺は、布団から起き上がる。
朝ご飯の良い香りがするのはいつも通りで、下へ降りる。
リビングの戸をあけるとそこには姉さんがいて朝食を並べていた。
「あ、焦凍、おはよう。朝ご飯できてるよー...ってAちゃんは?」
「...あ、起こしてくる」
「ん、よろしくね〜(なんだかんだ仲良くしてるわね)」
リビングを出る際、姉さんが微笑んだ気がしたけど気のせいだろうと思い、二階へ上がる。
...昨日とは逆だな、なんて思いながら。
コンコン、と彼女の部屋をノックする。
「おい、飯、出来てるぞ」
『...』
返事は無い。寝てんのか?
「入るぞ」と断りを入れ中に入る。
案の定、『すー...すー...』と彼女の寝息が聞こえ、寝ているのだと認識する。
ベッドで寝ている彼女に近づき起こそうとする、が、
「...!」
『すー...すー...』
その寝顔は反則だ。それに只でさえ露出度の高い服の胸元がはだけている。
白い肌。長い睫。整った顔立ち。
はだけた胸元。
それに加えて朝日に照らされる彼女の姿は美しかった。そりゃもう息を呑む程に。
...働いてくれ、俺の理性。
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湯華 - ここみえてるよかのじょさん ってかっちゃんのセリフめっちゃかっこよかったです! (2017年8月16日 6時) (レス) id: 357a322e9b (このIDを非表示/違反報告)
夢大好き智秋 - とても面白く、ドキドキしてしまう素敵な小説でした。 (2017年8月3日 17時) (レス) id: 421a1d47af (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - ゆづ林檎さん» いえいえ良いアイデアでしたので、思う存分使わせていただきました。ほんと助かりました笑良いリクエストをありがとうございますm(_ _)mこれからも頑張ります(o_ _)o(o_ _)o (2017年7月24日 2時) (レス) id: 4b2caecd76 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ林檎(プロフ) - ありがとうございます!突然のリクエストにも関わらず、番外編などではなくストーリーに組み込んでまでいただいて。雷怖い夢主ちゃんかわいいです♪これからも応援しています。 (2017年7月24日 0時) (レス) id: 1bffac8319 (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - 玲夢さん» 玲夢さんコメントありがとう御座います...!とっても嬉しいですありがとう御座います!きゅんきゅんさせられるように!って想いながら書いてるので嬉しいです!がんばります! (2017年7月23日 2時) (レス) id: 4b2caecd76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みい | 作成日時:2017年7月15日 20時