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king19 ページ21

三郎くん達と遊んでいたらあっという間に5時。

『やばっ。そろそろ帰んなきゃ。』

三郎「えー。もう帰っちゃうんですか?」

一郎「こら、三郎。」

『ごめんね、三郎くん。お兄ちゃんに怒られちゃう。また遊びに来るから!ね?』

三郎「本当ですか!」


また三郎くんの顔がぱあって明るくなった。

『うん!また来るから良い子にしててね?』


私はそう言って三郎くんの頭を撫でた。

三郎「はい!」


かわいい。


二郎「駅まで送る。」

『ありがと、二郎くん。』

一郎「じゃあな、Aちゃん!また来いよ!」

三郎「Aねぇ、次来たときは人生ゲームやりましょ!」

『うん、やる!じゃあね、一郎くん、三郎くん!』



私は山田家をあとにした。


二郎「今日はありがとな、来てくれて。兄ちゃんも三郎も楽しそうだったし。」

『二郎くんは?』

二郎「勿論楽しかったぜ!なんか………Aが俺ら3人の誰かの嫁になったらこんな感じかな、って思った。」


『嫁!?もう変なこと言わないでよね、二郎くん。』

二郎「だって、んっ!?」

私は彼の唇に自分の指を押し当てた。

『男の子がだって、とか言わないの。言い訳ばっかりしてると女の子に嫌われちゃうよ?』


気づくと二郎くんの顔は真っ赤に染まっていた。


二郎「……………おう。」

『じゃあ私は帰るね。バイバイ、二郎くん!送ってくれてありがと!』



手を振ると軽く振り返してくれた。

私はヨコハマ行きの電車に乗って自分の街へ向かった。









駅から私の家は少し遠い。

まぁ歩ける距離だから大丈夫っしょ。


今日の夜ご飯は何かなー?


あ。待って。


誰かにつけられてる?

試しに止まってみる。

後ろの足音も消えた。

試しに走ってみる。

後ろの足音もはやくなった。

怖い。


急いで家に向かう。

あの角を曲がれば、いつもの家が………!!!


角を曲がるとそこにも仲間みたいな人がいて、私は薬を嗅がされ、意識を手放した。









左馬刻「おい、合歓。A遅くねぇか?」

合歓「Aも高2なんだから普通じゃない?」



ブーブーブーブー

左馬刻「非通知電話?……もしもし。」

「碧棺左馬刻か?」

左馬刻「俺様に何か用か?」

「お前の妹は預かった。死なれたくなければ明日の午前10時に1人でヨコハマのコンテナに来い。」

左馬刻「あぁ!?Aを預かったって。テメ、覚悟しとけよ!俺様の妹を連れ去ったことを後悔させてやる!」


ツーツーツー

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カイア♪(プロフ) - 肘木さん» ありがとうございます!最近更新できていなくて申し訳ない………。頑張りますね! (2019年7月20日 23時) (レス) id: 21e25083ee (このIDを非表示/違反報告)
カイア♪(プロフ) - おっふさん» 読んでくださってありがとうございます! (2019年7月20日 23時) (レス) id: 21e25083ee (このIDを非表示/違反報告)
肘木 - やっばいめっちゃ面白い左馬刻様かっこいい。更新楽しみにしてます! (2019年7月20日 22時) (レス) id: 3f3af7efe1 (このIDを非表示/違反報告)
おっふ - はぁぁー、、、神かよ//// (2019年7月17日 17時) (レス) id: dfac6954d1 (このIDを非表示/違反報告)
カイア♪(プロフ) - 瑠璃さん» 私も本命はぽっせと麻天狼なんです!初回限定版買えるようにがんばりましょー! (2019年6月11日 21時) (レス) id: 21e25083ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カイア♪ x他1人 | 作成日時:2019年6月3日 18時

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