king18 ページ20
三郎side
碧棺………。
第一印象はとても可愛いお姉さんっていう感じだった。
二郎にこんな友達いるとは思ってなかったし。
ただその名字を聞いて少し嫌になった。
目の前にいる可愛いお姉さんは敵の妹……。
しかもよりによってヨコハマdivisionの碧棺左馬刻の。
だがいちにぃや二郎は仲が良いらしい。
いちにぃがAさんを見る目は明らかに好意を含んでいる。
話してみるととても面白く、良い人だってわかった。
少しAねぇを拒んだ自分を恨んだ。
こんな良い人を拒んでいいはずがない。
敵の妹なんて関係ない。
僕はAねぇと仲良くなりたい。
〜Aside〜
待って。三郎くん、めちゃくちゃ可愛いんだけど。
三郎「あの……!!Aねぇ、良かったら僕と一緒にボードゲームしませんか?」
私の服の袖を軽く握り、上目遣いでお願いしてくる三郎くん。
可愛すぎか。
今どきの中学生ってこんななのか。
『いーよ!三郎くん、何する?』
そう答えると顔をぱあっと輝かせた。
かわいい。
その後、2人でチェスをやった。
2人とも、2回ずつ勝って引き分けとなった。
三郎「Aねぇとボードゲーム、楽しいです!」
『あははっ!良かった!私も楽しかったよ!』
私は隣に座る三郎くんの頭を撫でた。
三郎「………!!!」
かわいい。
うん、かわいい。
一郎「Aちゃん、ケーキあるけど食うか?」
『ほんと!?食べる!』
一郎くんは人数分ケーキを持ってきてくれた。
一郎「それにしても三郎が人になつくなんて珍しいな。」
二郎「普段とは大違いだな、三郎。ニヤニヤ鼻の下のばしやがって。」
三郎「うるさい、低脳。」
二郎「ンだと!?やる気か!?」
三郎「すぐにかっとなるところとかホントに低脳だよね。」
二郎「黙れ!二度とその口きけないようにしてやる!」
三郎「できるならどーぞ。」
うわぁ。喧嘩だぁ。
リアルな兄弟喧嘩だぁ。
ゴツンッ
「「いたっ」」
一郎「お前ら、よくAちゃんの前で喧嘩できるなぁ。Aちゃん、ごめんな。」
二郎「ぁ、ごめん。」
三郎「すみません、Aねぇ……。」
『いや、大丈夫だよ?2人とも仲良いんだね。』
「「なわけっ!……あ。」」
『あははっ!面白いねぇ。』
もう楽しすぎ。
家出したら山田家来よ。←
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カイア♪(プロフ) - 肘木さん» ありがとうございます!最近更新できていなくて申し訳ない………。頑張りますね! (2019年7月20日 23時) (レス) id: 21e25083ee (このIDを非表示/違反報告)
カイア♪(プロフ) - おっふさん» 読んでくださってありがとうございます! (2019年7月20日 23時) (レス) id: 21e25083ee (このIDを非表示/違反報告)
肘木 - やっばいめっちゃ面白い左馬刻様かっこいい。更新楽しみにしてます! (2019年7月20日 22時) (レス) id: 3f3af7efe1 (このIDを非表示/違反報告)
おっふ - はぁぁー、、、神かよ//// (2019年7月17日 17時) (レス) id: dfac6954d1 (このIDを非表示/違反報告)
カイア♪(プロフ) - 瑠璃さん» 私も本命はぽっせと麻天狼なんです!初回限定版買えるようにがんばりましょー! (2019年6月11日 21時) (レス) id: 21e25083ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カイア♪ x他1人 | 作成日時:2019年6月3日 18時