甘過ぎる2人ー4 ページ37
もう、そこからは地獄だった。
顔面偏差値が異常な親子と母さんが楽しく語り合う中、私はただ運ばれてくる料理を黙々と消化していた。
どう考えても気まずすぎんだろ。
ただバクバクと料理を口に流し込んでいると。
「あぁ、A。これからは、テヒョンくんと二人暮らししてもらうからね。」
そんな爆弾発言が聞こえた。
『…は？』
さっきまで絶えず動かしていたフォークとナイフを持つ手が止まった。
「テヒョンくん、大学生なんだけど、今の家からじゃ大学が遠いらしくて。Aと私が今暮らしてる家からだと大学が近いらしいのよ。で、私はソジュンさんと、これまでソジュンさんとテヒョンくんが暮らしてた家で暮らすから。」
『…つまり、母さんとテヒョンくんがトレードされるみたいな？』
「そう！それ！トレード！さすがA！」
なんか褒められた。
やったぜ！
『……じゃなくて！！』
「ん？」
何が「ん？」だよ。お花畑にも程があるでしょ、母さん。
年頃の男女が同じ屋根の下で暮らしちゃダメでしょう。アウトでしょ。
『テ、テヒョンくんは嫌じゃないの…？その、私と二人暮らしとか嫌だよねえ…？』
嫌だと言われることを期待してテヒョンくんを見れば、満面の笑みを向けられた。
「嫌じゃないですよ？こんな素敵なヌナと一緒だなんて毎日が楽しそうですし。姉弟で仲良くしましょ？Aヌナ。」
『……あ、はい。』
早速ヌナ呼びかよ。
「Aさん…あの、迷惑ですか？」
ソジュンさんにも少し申し訳なさそうに言われてしまうと、もうどうしようもできない。
『イイデスヨ。コレカラナカヨクシヨウネ、テヒョンクン。』
強張った笑みを向けて、そう言うしかなかった。
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さらんらん(プロフ) - カフェ猫さん» そう言っていただいて感謝感激でございます（泣） ありがとうございます！！ぼちぼちとですが、更新頑張っていきます！ (2019年10月20日 11時) (
レス) id: 4f7a983637 (このIDを非表示/違反報告)
カフェ猫 - 更新してくれてめちゃくちゃ嬉しいです！このお話本当に大好きなので!続き楽しみにしてます！！！ (2019年10月20日 11時) (レス) id: baaac411fe (このIDを非表示/違反報告)
さらんらん(プロフ) - みぃちゃんさん» コメントありがとうございます！！長らく更新できていませんでしたが、これから頑張りますっ！ (2019年10月7日 21時) (レス) id: 4f7a983637 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん(プロフ) - やったぁ！！嬉しいです^^楽しみにしてます。 (2019年10月7日 21時) (レス) id: fe7848c8c2 (このIDを非表示/違反報告)
さらんらん(プロフ) - ユンさん» 大変長らく更新できず申し訳ありませんでした(泣) これからはまたぼちぼちと再開していきますので、暖かく見守っていただければ幸いです (2019年10月7日 21時) (レス) id: 4f7a983637 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅあしゅあ | 作成日時：2019年5月11日 19時
