検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:216,286 hit

75 ページ25

「やっほ〜」









『あぁ、おはよ、テヒョン。』









朝、登校した後自分の席に座ってぼーっとしているとテヒョンが顔を覗き込んできた。









仲直りした私達だけど、前みたいに毎日一緒に登下校することはなくなった。









「ぼーっとしてどうしたの?」









『うん…』









きっと私は浮かない顔をしていたんだろう。



心配そうに私を見るテヒョン。









「ユンギヒョンのこと?」







『えっ』








「あ、図星?笑笑 もう、おアツいですなぁ」








テヒョンは少し、寂しそうに笑った。









『いや、そんな惚気話とかじゃないのよ?』









「え、じゃあなに。」









なによ。




人が、惚気まくりみたいな言い方して。









少しムッとすると、ごめんってばぁ〜とまったく申し訳なくなさそうに言われた。









『アヨンさんって知ってる?』









「え、誰?女の人?」









『多分…




ユンギが昨日、寝言でその名前を呼んでて。』









「は?何やってんだよ、ユンギヒョン。」









何故か苛ついたようなテヒョン。








私はともかく、テヒョンが苛つく必要なんて、ないのに。








『別にテヒョンがイライラしなくても笑笑』







「イライラするに決まってるじゃん。何の為に俺がっ、」







『なんのため?』









「…なんでもない。」










少し俯いて私から顔をそらすテヒョン。









…何なんだろう。






またもやもやする。

76→←74



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (168 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
667人がお気に入り
設定タグ:BTS , v , テテ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

さらんらん(プロフ) - カフェ猫さん» そう言っていただいて感謝感激でございます(泣) ありがとうございます!!ぼちぼちとですが、更新頑張っていきます! (2019年10月20日 11時) (レス) id: 4f7a983637 (このIDを非表示/違反報告)
カフェ猫 - 更新してくれてめちゃくちゃ嬉しいです!このお話本当に大好きなので!続き楽しみにしてます!!! (2019年10月20日 11時) (レス) id: baaac411fe (このIDを非表示/違反報告)
さらんらん(プロフ) - みぃちゃんさん» コメントありがとうございます!!長らく更新できていませんでしたが、これから頑張りますっ! (2019年10月7日 21時) (レス) id: 4f7a983637 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん(プロフ) - やったぁ!!嬉しいです^^楽しみにしてます。 (2019年10月7日 21時) (レス) id: fe7848c8c2 (このIDを非表示/違反報告)
さらんらん(プロフ) - ユンさん» 大変長らく更新できず申し訳ありませんでした(泣) これからはまたぼちぼちと再開していきますので、暖かく見守っていただければ幸いです (2019年10月7日 21時) (レス) id: 4f7a983637 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しゅあしゅあ | 作成日時:2019年5月11日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。