キム・テヒョンには騙されない。2

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『どうって…別に、普通だよ？』







「ユンギヒョンはAが好きで好きでたまらないって感じだけど。」





『私も、好きだよ……』









あれ。




なんで私、こんなに自信がないんだろ。







ユンギ先輩のこと、好きなのに。




なんで胸を張って好きって言えないの？









「A。」




『…ん？』




「俺さ、サラに告白されたの。」









え。








そっか。







やっぱり。









一瞬驚いたけど、すぐに冷静になる。



そっか。
やっぱりいつか告白するとは思ってたけど。









『…そっか。』






「Aはどう思う？」







『え…？』





「Aは、俺がサラのこと絶対好きになるって言ったけど、俺まだ好きになってない。」




『うん…』







そのことは覚えてる。

私達はそれが原因で喧嘩してたようなものだから。








「告白、受け入れるべきかな。」




『……』




「サラを好きになれるよう、努力するべきだと思う？」









そんなのわからない。



さっきからテヒョンは、一体何が言いたいの…？

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