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「え、やだ。」
キム・テヒョンはそう、楽しそうに笑って言った。
キム・テヒョンの考えている事がわからなかった。
いつもたくさんの人に囲まれているキム・テヒョンは、もっと明るくてはつらつとした印象だったんだけど。
目の前にいる男はそんな雰囲気を一切漂わせなかった。
『…いつものキム・テヒョンとは大違いね。』
私がそう言うと、キム・テヒョンは少し顔をしかめた。
「誰が本当の俺を分かるっていうのさ。俺を分かってるみたいな言い方しないでよ…ムカつくから。」
本当に、いつものキム・テヒョンはどこに行ったんだろう。あれはキム・テヒョンが猫を被っていたということなのか。
「…とりあえず、ユンギヒョンにヒョンのブレザーの匂いを嗅いでた人がまさかのキム・Aだったって言っとくよ。」
『…なんのために、そんな事するの。』
私は少し、泣きそうな顔になっていたのだと思う。
「あは、そんな顔しないでよ。虐めたくなるからさ？笑笑」
やっぱりこいつは、今まで猫を被っていたんだ。
キッとキム・テヒョンを睨みあげると、「おぉ、その表情もいいねぇ。さすが美人は怒っても綺麗だね笑笑」なんて馬鹿にしたように言われた。
「じゃあまたね、Aちゃん。」
そのまま体育用具室を出ようとするキム・テヒョンのシャツの裾を、気づけば掴んでいた。
「…なに？」
『なんでもしますからっ…お願い、言わないで…』
必死に懇願した私を見て、キム・テヒョンは本当に楽しそうに笑った。その目は猛獣のようにギラついていた。
「じゃあさ、俺の言う事何でも聞いてよ。」
これが、全ての始まりだった。
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??(プロフ) - 通りすがりのサイダーさん» ありがとうございますっ！（泣） 今は険悪な二人ですが、温かく見守っていただければ有難いです！ (2019年5月12日 10時) (
レス) id: c727d62f3e (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりのサイダー(プロフ) - 泣いた、… (2019年5月12日 0時) (レス) id: c4bbf5d173 (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - みかちょこさん» 私はオルペンですかね！！ みんなかっこよすぎて決められないんです…贅沢ですよね笑 私もみかちょこ様とお話するの楽しいですっ(*´∀｀) (2019年5月2日 18時) (レス) id: c727d62f3e (このIDを非表示/違反報告)
みかちょこ - ？？さんの話すの楽しくて好きです！(*^。^*)？？さんはBTS誰ペンですか？ (2019年5月2日 16時) (レス) id: a62675aae7 (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - みかちょこさん» それは…！（笑） みかちょこ様とお話してると妄想が止まらなくて楽しいです…！笑笑 (2019年5月2日 16時) (レス) id: c727d62f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅあしゅあ | 作成日時：2019年4月25日 20時
