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カフェに入って、席に座った。
ユンギ先輩と向かい合わせ。
『あの…』
「ん？」
『我儘言って、ごめんなさい…
奢って欲しいっていうのは冗談で、ちゃんと自分で払いますから…』
何も言わずに険しい顔をしているユンギ先輩に、恐る恐る言う。
ユンギ先輩はきょとんとした顔をした後、あぁ、と呟いて笑った。
「別に怒ってねーよ。」
『…本当ですか？』
「ん。奢ってやるよ。」
『いやいいですって、「テヒョン先輩、何頼みますかぁ？」…』
ふいに甘ったるい声店内に響いて、びくりとしてしまう。
「うーん…迷うなぁ。
いちごケーキもいいしチーズケーキも捨てがたいよねぇ。」
「あ！テヒョン先輩もそう思いますかぁ？私もそう思ってたんです！じゃあ、私がいちごケーキ頼みますから、テヒョン先輩はチーズケーキ頼んでください。半分こしましょ？」
「あー、そうする？」
なんで。
なんで、二人が一緒にいるの。
二人はこっちに気づかないまま、席に座る。
「はい、テヒョン先輩、あーん」
「いやなんでだよ笑笑」
「え、もう照れなくていいですからぁ笑笑
あーん」
「もー笑笑」
呆れたように笑いながら、口を開くテヒョン。
はは。
何あれ。
カップルじゃんか。
店内の客達も、みんなテヒョン達を見てる。
「あれはイケメンね…」
「あの子彼女かな？」
「可愛らしい子ね。」
「ラブラブカップルねー。」
そんな客達の話し声が聞こえてくる。
「A、」
『ユンギ先輩、もう出ましょうか。』
「…そうだな。」
私の名前を心配そうに呼ぶ先輩の声を遮ると、小さく頷かれた。
ごめんなさい、先輩。
私って、本当に我儘ですよね。
笑い合うテヒョンとサラちゃんから逃げるように、店を出ようとした。
「あ、A！…と、ユンギヒョン。」
店を出る直前で、気づかれてしまうとは世の中皮肉なものだ。
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??(プロフ) - 通りすがりのサイダーさん» ありがとうございますっ！（泣） 今は険悪な二人ですが、温かく見守っていただければ有難いです！ (2019年5月12日 10時) (
レス) id: c727d62f3e (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりのサイダー(プロフ) - 泣いた、… (2019年5月12日 0時) (レス) id: c4bbf5d173 (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - みかちょこさん» 私はオルペンですかね！！ みんなかっこよすぎて決められないんです…贅沢ですよね笑 私もみかちょこ様とお話するの楽しいですっ(*´∀｀) (2019年5月2日 18時) (レス) id: c727d62f3e (このIDを非表示/違反報告)
みかちょこ - ？？さんの話すの楽しくて好きです！(*^。^*)？？さんはBTS誰ペンですか？ (2019年5月2日 16時) (レス) id: a62675aae7 (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - みかちょこさん» それは…！（笑） みかちょこ様とお話してると妄想が止まらなくて楽しいです…！笑笑 (2019年5月2日 16時) (レス) id: c727d62f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅあしゅあ | 作成日時：2019年4月25日 20時
