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『ユンギ先輩…』
目の前に立っているユンギ先輩を見て、一気に鼓動が速くなる。
「こんな遅くに一人で歩いてんの？」
『いや、さっきまで友達と一緒で…』
今日はテヒョンと前から目をつけてたラーメン屋さんに行ったりしてたから帰りが遅くなっただけで。
…テヒョンの事を思い出すだけで胸が苦しくなる。
「ま、気をつけろよ。」
『先輩こそ、なんで顔に引っかき傷が？』
まさか喧嘩？
心配になって聞いてみたら、ユンギ先輩は少し驚いたような顔をした。
「え、俺、顔引っかかれてる？」
『…はい。気づいてなかったんですか？』
「おー。ったくあいつ…」
少し顔を顰めて自分の頬の傷を触るユンギ先輩。
肌が雪のように白いから、赤い引っかき傷はとても目立っている。
『あいつって…？』
「猫。この辺の野良猫でさ、最近ちょくちょく構ってやってて。今日餌やってたんだけど途中で遊びたくなったのか俺にじゃれついてきて…その時引っかかれたんだな。」
ったくあいつ覚えてろよ、 だなんて悪態をつく
先輩の顔はとても優しくて。
あぁ、やっぱりこの人は優しいんだなぁって思った。
「高校入ってから中学のとき程Aと話せてないからさ…どう？最近。」
『まあまあです。』
「うちのキム・テヒョンがお前に懐いてるみたいだな。笑笑」
そう言って笑うユンギ先輩。
『えっ…なんで知ってるんですか。』
「そりゃあAとテヒョンが2人並んでたら顔面偏差値高すぎて見てるこっちからしたら嫌でも目に入ってくるしな。笑笑 それにあいつ…テヒョンが、お前のことよく話してるし。」
先輩が言う程私達目立ってるのかな…
というか、テヒョンは一体何を話してるのよ。
『なんて言ってますか、あいつ。』
「Aは猫被りで、見かけによらず本当は口も性格も悪いとか、ラーメン好きなとことかが意外とオッサン臭いとか…」
なんだと。
おのれキム・テヒョン。
猫被りはお前もだろ。
しかも今日のラーメン屋に行きたいって言ったのもお前じゃねーか。
しかもそれをユンギ先輩に言うとは…
『キム・テヒョン許すまじ…』
そう呟いた私を、ユンギ先輩はきょとんとした顔で見た後、ぷはっと吹き出して笑った。
『え、先輩？』
「最近Aが楽しそうな理由ってやっぱテヒョンだったんだな。」
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??(プロフ) - 通りすがりのサイダーさん» ありがとうございますっ！（泣） 今は険悪な二人ですが、温かく見守っていただければ有難いです！ (2019年5月12日 10時) (
レス) id: c727d62f3e (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりのサイダー(プロフ) - 泣いた、… (2019年5月12日 0時) (レス) id: c4bbf5d173 (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - みかちょこさん» 私はオルペンですかね！！ みんなかっこよすぎて決められないんです…贅沢ですよね笑 私もみかちょこ様とお話するの楽しいですっ(*´∀｀) (2019年5月2日 18時) (レス) id: c727d62f3e (このIDを非表示/違反報告)
みかちょこ - ？？さんの話すの楽しくて好きです！(*^。^*)？？さんはBTS誰ペンですか？ (2019年5月2日 16時) (レス) id: a62675aae7 (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - みかちょこさん» それは…！（笑） みかちょこ様とお話してると妄想が止まらなくて楽しいです…！笑笑 (2019年5月2日 16時) (レス) id: c727d62f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅあしゅあ | 作成日時：2019年4月25日 20時
