雪男の七星【紅一点】 (ページ33)

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デートの妨害しないで！ページ33

☆

ラウールside

今日はこの前しょっぴーにそそのかされて七星ちゃんにドッキリをしかけて腰を抜かせた時に約束した七星ちゃんのオフを僕にくれる日。

七星ちゃんが車で僕の家まで迎えに来てくれて、郊外のアウトレットに向かう。

僕も早く高校を卒業して、免許をとって、七星ちゃんを助手席に乗せて出かけたいなぁ…なんて妄想したりしてるのは内緒。

ラウ「七星ちゃん、僕、飲み物持ってきたんだ〜！飲む？カフェラテ好きだよね？」

『やだ、ラウちゃん気が利くじゃん！ありがとう、大好き♡︎』

ラウ「お菓子もあるよ〜！」

楽しくおしゃべりしながら、高速に乗って1時間半ほどでアウトレットに到着した。

オシャレな七星ちゃんとのショッピングは本当に楽しくてあっという間におやつの時間。

『ラウちゃんタピオカ飲もっか？』

ラウ「うん！」

フードコートに入っているタピオカ屋に近づくと見覚えのある後ろ姿に七星ちゃんが気づいた。

『あれ、めめと康二じゃない？』

ラウ「ホントだ！」

目黒「あ、七星ちゃんとラウール」

向井「やっぱり今日やったんや！」

目黒「だから言ったじゃん」

そこで、ここ最近ずっと2人に七星ちゃんと、いつどこに行くのか聞かれてたことを思い出した。