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『んふふ。』



「なぁに?その気持ち悪い笑い方。」



『幸せだなぁって!』



「それは良かったね。」



『亮平くんは、違うの!?』



「はいはい、俺も幸せですよ。


すぐ風邪ひくくせに、俺の忠告も聞かずに薄着で

遊びにいっちゃうようなアホの子が俺の彼女で!」



『ねー!絶対バカにしてる!』



「してません〜!ほら、今日は何食べたいの?」



『うーん、あったかいもの!』



「こんな寒いんだから当たり前でしょ。」



『あっ、今、全国のアイス屋さん敵に回したよ!?』



「……はぁ、なんでそうなるの。」







呆れ顔の亮平くんは


「もう俺が行きたいとこ行くよ」と歩き始めた。



ポケットの中の彼の手をぎゅっと握ると、

彼も同じようにぎゅっとしてくれたんだ。



それだけで、キュンとしちゃうなんて単純すぎる?







『亮平くん?』



「なに?」



『……やっぱビーフシチュー食べたい。』



「それ、早く言ってよ!って言いたいところだけど、

俺も食べたいと思ってたから。ほら、着いた。」







ここは彼が私に告白してくれた大切なお店。



しかも、予約までしてあったみたいだ。



私が違うこと言ったらどうするつもりだったんだろう?


って思ったけど、私が食にこだわりが無くて、

なんでもいいって答えることなんて彼にはお見通しか。







『ねぇ、亮平くん。今日が何の日か分かる?』



「もちろん、覚えてる。」







今日は付き合って5年の記念日。



私たちは記念日のお祝いをあんまりしてこなかった。



だから今日だって普通にご飯食べよって誘われた

だけだったから、あんまり気にしてなかったのに……。







『いつもありがとう!』



「こちらこそ。これからもよろしく。」



『うん!!!』







これからも貴方と沢山の思い出を重ねていけますように…

と願いながら琥珀色のスパークリングワインで乾杯した。





Fin



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緑色の表紙のテーマは【冬の幸せ】です。



マフラーだったり、薄着を心配してくれたり、冬だけの特別な幸せを描きました。

あとは、私の性癖なのかちょっとツンデレの阿部ちゃんが書きたくなっちゃう。笑

お楽しみいただけたら幸いです。

【赤】どんな私も愛して→←【緑】君が思うより俺は



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作者名:Sakuya | 作成日時:2020年12月3日 12時

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