占いツクール
検索窓
今日:30 hit、昨日:47 hit、合計:95,033 hit

ページ14





『だって、目黒くんは何をしててもかっこいいもん!』








なんてとんでもないことを口走る私は


自分が思っているよりも酔っ払っているのかもしれない。








そんな私の発言に目を見開いた彼は持っていた

ペットボトルの蓋を開けるとゴクゴクと勢いよく

喉を潤してから私に問いかけた。









「あのさ、○○は今彼氏いるの?」




『え?……いないけど?』


























「じゃあ、俺の彼女になってくんない?」
















『え?』



「卒業式の時、俺に告白してくれたじゃん?


そのときAは返事も聞かずに逃げたけど、


俺もAのこと好きだったんだよ。」



『……嘘だよ、そんなの。』



「嘘じゃない。覚えてる?

2年で席が隣だった時、俺が授業中寝てたら先生に

当てられて焦ってたら、自分のノートを指さして

教えてくれた時のこと。」



『うん、覚えてるよ。』



「その時にすごい優しいなって思って、

それからAのこと意識するようになったの。


でも俺の事避けてるし、嫌われてるんだと思ってた。」








『それはっ、避けてたんじゃない!


好きだから恥ずかしくて、こっそり見てたの。


私なんかじゃ、恐れ多くて近づけないと思ってたし。


……それは、今でも思ってる。』









「なぁ、もっと自分に自信を持てよ。


お前気づいてないみたいだから、教えてやるけど、

お前高校の時から男子の中で人気だったぞ。」



『え、なんで?』



「男はAみたいな守りたくなるような女が

好きなんだよ。


でも、Aが男嫌いって噂が流れてたから

誰も近づけなかったの。


実際、俺もそうだと思ってた。」



『……そうなんだ。』









ただ普通に人見知りなだけだったんだけど、

いつも女の子たちと一緒にいたから

そう思われてたんだろうな。







確かに目黒くんだけじゃなくて、

他の男子とも仲良くはなかったなぁ。







自分のせいだったのか、と少し後悔した。



・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (173 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1146人がお気に入り
設定キーワード:SnowMan , 短編集
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Sakuya | 作成日時:2020年12月3日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。